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転造 てんぞう

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大辞林 第三版の解説

てんぞう【転造】

金属を削らず、ねじ山ができるように材料を挟み込んで圧力をかけて変形させてねじを作る加工法。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

転造【てんぞう】

ねじや歯車を製作する塑性加工法。断面がねじ山または歯車形をした2個の板形ダイスまたはローラーダイス間に素材をはさみ,ダイスの回転と周期的な圧縮によって素材を盛り上がらせて加工する。

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世界大百科事典 第2版の解説

てんぞう【転造 rotary forming】

歯車のように歯数だけの回転軸対称をもつ物体を製造する場合に,回転と周期的な圧縮とを組み合わせて材料を加工する方法。型になる工具には歯車の形をしたロールが用いられ,徐々にかみ合せを深めていきながら,しだいに歯車の形が成形される。昔は経験と勘とを頼りに加工が行われたが,現代ではコンピューターによる設計(CAD)で親になる歯車工具の形を製品形状に対し適切に決定することが行われている。 ボルトねじ切りも,切削加工でなく転造で加工することができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

転造
てんぞう
thread rolling

素材をダイスの間に挟み、相対的に回転させる成形法。ねじあるいは歯車の成形などが行われている。転造加工の大きな利点は切削加工に比べて加工時間が著しく短く、かつ金属の流れに切断がないので強度的に優れた製品ができることである。ねじの転造には、平面ダイスを用いる往復式と、丸形ダイスを用いる回転式とがあり、後者には2ロール式と3ロール式とがある。往復式は小ねじなどの量産に主として用いられ、回転式は精度の高いねじ(たとえばボルト)の成形や特殊なねじ部品の加工に用いられる。また、歯車の転造にはラック形とピニオン形とがある。[志村宗昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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