デジタル大辞泉 「近寄る」の意味・読み・例文・類語 ちか‐よ・る【近寄る】 [動ラ五(四)]1 近くに寄る。近づく。「―・ってよく見る」2 親しくなるようにする。かかわりをもつ。「あの仲間には―・るな」[類語]近付く・寄る・来る・迫る・差し迫る・押し迫る・押し詰まる・切迫する・やってくる・来きたる・訪れる・来訪する・到着する・着く 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「近寄る」の意味・読み・例文・類語 ちか‐よ・る【近寄】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 近くの位置へ寄る。ちかづく。接近する。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「近よって扇をたたむ牡丹かな〈其流〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)二)② 親しくなるようにする。ある事柄や人物と関係をもつ。[初出の実例]「先(まづ)犬どもにちかより。横手の塀を切ぬき」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三)「美しい浮世へ近寄(チカヨ)る為(ため)には二十七年かかった」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉四)③ 時間的に近くなる。ちかづく。[初出の実例]「正月の来る度毎に死期(しにめ)が近寄るのだ」(出典:落語・かつぎや五兵衛(1889)〈禽語楼小さん〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例