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追跡権 ついせきけん right of hot pursuit

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

追跡権
ついせきけん
right of hot pursuit

外国船舶が自国の国内法令に違反したと信ずるに足る十分な理由が存在する場合に,沿岸国が公海上まで当該船舶を継続して追跡できる権利をいう。追跡開始の場所は,国連海洋法条約 111条によると,沿岸国の内水,領海,群島水域接続水域 (当該水域の設定により保護される権利の侵害がある場合に限定) とされる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ついせき‐けん【追跡権】

外国船舶が領海で犯罪を犯した場合に、沿岸国の軍艦などがその船舶を領海内から公海まで継続して追跡し、捕獲しうる国際法上の権利。追躡権(ついじょうけん)。継続追跡権。

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世界大百科事典 第2版の解説

ついせきけん【追跡権】

沿岸国が,自国の内水,群島水域(群島国家の場合),領海において,また状況によっては自国の接続水域排他的経済水域大陸棚の上部水域において,外国船舶が自国の法令に違反したと信じるに足りる十分な理由があるとき,その船舶を公海上まで追跡し拿捕(だほ)することができる国際法上の権利。この追跡は,外国船舶が沿岸国の上記の水域内にあるときに開始され,以後中断されることなく公海上まで継続されなければならないので,継続追跡hot pursuitの権利ともよばれる。

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大辞林 第三版の解説

ついせきけん【追跡権】

外国船舶が領海内などにおいて国内法令に違反し逃亡した場合、その船舶が他国の領海に入るまで追跡し捕獲することができる権利。追躡ついじよう権。継続追跡権。

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