1933年(昭和8)に酪農教育,農民教育機関として黒沢酉蔵が設立した北海道酪農義塾が起源。キリスト教の教えのもとに「神を愛し,人を愛し,土を愛する」とする「三愛精神」に徹した人間教育と「健土健民」の思想および学理に基づく実学教育を建学の精神とする。1960年に酪農学園大学酪農学部酪農学科を設置。2016年(平成28)現在,農食環境学群(循環農学類,食と健康学類,環境共生学類),獣医学群(獣医学類,獣医保健看護学類)の2学群5学類と2研究科(獣医学研究科,酪農学研究科)からなり,学生数は3645人。「質の高い教養を持った専門家を養成する」ことを教育方針とする。初年次教育では「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解し,視野の広い専門家となるためのカリキュラムが設定されている。獣医師国家試験や管理栄養士国家試験では高い合格率を誇る。北海道江別市に広大なキャンパスを有し,診療,教育,研究を通じて地域と連携する酪農学園大学附属動物病院が設置されている。
著者: 山本剛
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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