釈迦如来を中尊とし,左に文殊(もんじゅ)菩薩,右に普賢(ふげん)菩薩を配する例が最も多いが,梵天(ぼんてん)と帝釈天(たいしゃくてん),あるいは薬王(やくおう)菩薩と薬上(やくじょう)菩薩を脇侍(きょうじ)とする場合もある。現存する造形では,法隆寺金堂の釈迦三尊像が最古。聖徳太子とその母および妃の冥福のため,623年(推古31)膳(かしわで)氏によって造立されたもので,鞍作鳥(くらつくりのとり)の作とされる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...