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野中の清水 ノナカノシミズ

デジタル大辞泉の解説

のなか‐の‐しみず〔‐しみづ〕【野中の清水】

野中にわき出る清水。特に、播磨(はりま)国印南野(いなみの)にあったという清水。冷たくてよい水であったが、のちにぬるくなってしまったという。[歌枕]
「いにしへの―ぬるけれどもとの心をしる人ぞくむ」〈古今・雑上〉
1の古今集の歌から》昔親しい仲であったが今は疎遠になってしまった人、またはその仲をたとえていう語。
「いにしへの―見るからにさしぐむものは涙なりけり」〈後撰・恋四〉

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デジタル大辞泉プラスの解説

野中の清水

和歌山県田辺市の熊野古道沿いにある湧水。1985年、環境庁により名水百選のひとつに選定

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大辞林 第三版の解説

のなかのしみず【野中の清水】

野中に湧く清水。特に、播磨はりま国印南野いなみのにあったという清水。⦅歌枕⦆ 「いにしへの-ぬるけれどもとの心を知る人ぞくむ/古今 雑上
の古今集の歌によって〕 むかし親しかった人。むかしなじみの人。 「汲みみてし心ひとつをしるべにて-忘れやはする/宰相中将国信歌合」

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