デジタル大辞泉
「野史」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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野史
やし
飯田忠彦(いいだただひこ)が38年間を費やして1851年(嘉永4)に完成した日本歴史書。漢文。別名『大日本野史』『日本野史』『続大日本史』。本紀21巻、列伝270巻、合計291巻、巻首三巻からなる大著である。水戸藩の『大日本史』の後を継ぎ、後小松(ごこまつ)天皇の明徳(めいとく)年間(1390~94)から仁孝(にんこう)天皇の文政(ぶんせい)年間(1818~30)まで420余年の史実を紀伝体で詳述してある。伝記資料として価値が高い。著者は有栖川(ありすがわ)宮の侍臣で、国史、系譜に関する著書も多い。
[福井 保]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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野史
やし
『大日本野史』『日本野史』ともいう。江戸時代の歴史書。本紀 21巻,列伝 270巻,計 291巻。幕末の国学者飯田忠彦撰。嘉永4 (1851) 年完成。水戸の『大日本史』のあとをうけ,後小松天皇から仁孝天皇にいたる 420年余の紀伝体の史書で,漢文で書かれており,38年の歳月をかけて完成した。忠彦没後,1882年刊行され,さらに 1906年には山田安栄が補訂して刊行された。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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野史
やし
江戸末期,周防 (すおう) (山口県)徳山藩士飯田忠彦撰の史書
大日本野史ともいう。1851年成立。全291巻。『大日本史』のあとをうけ後小松天皇から仁孝天皇までの約420年間の歴史を漢文の紀伝体で記す。列伝は后妃・皇子・皇族・武将・歌人・孝子・叛臣など22門270巻に及ぶ。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
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普及版 字通
「野史」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の野史の言及
【飯田忠彦】より
…通称は初め要人,刑部,のち左馬。号は夷浜釣叟,環山,野史氏など。周防(すおう)徳山藩士生田十蔵の子として生まれたが,1821年(文政4)河内八尾の郷士飯田忠直の養子となった。…
※「野史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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