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金属顕微鏡 きんぞくけんびきょうmetallurgical microscope

4件 の用語解説(金属顕微鏡の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金属顕微鏡
きんぞくけんびきょう
metallurgical microscope

反射顕微鏡の一種。正立型,倒立型があり,倒立型は,試料面を光軸に垂直に保持しやすく,大型試料の鏡検 (顕微鏡分析) ,加熱変化などの観察に便利である。金属などの研磨面の鏡検に用いられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

きんぞく‐けんびきょう〔‐ケンビキヤウ〕【金属顕微鏡】

金属、合金、セラミックの組織や研磨面、電子部品などの不透明な試料を観察するための顕微鏡。半透明鏡またはプリズム対物レンズ接眼レンズの間に置き、鏡筒側方からの光を鉛直上方から試料表面に投射し、その反射光を拡大する。解像度は高いが被写界深度は浅い。反射型顕微鏡

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

金属顕微鏡【きんぞくけんびきょう】

金属の研磨面など不透明な物体の表面を観察するための顕微鏡。光を試料面で反射させ反射光を対物鏡と接眼鏡で拡大する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

金属顕微鏡
きんぞくけんびきょう
metallurgical microscope

金属、合金、セラミックスなどのように不透明な物質の構造を観察するための顕微鏡で、反射型顕微鏡ともいう。植物や動物の細胞などを観察する通常の光学顕微鏡生物顕微鏡または透過型顕微鏡という)の場合には試料の裏側から光を当て、透過してきた光を対物レンズ接眼レンズとによって拡大する。これに対して金属顕微鏡では、対物レンズと接眼レンズとの間にガラス板または直角プリズムを組み込んで試料の前面から光を当て、反射してきた光を対物レンズと接眼レンズとによって拡大する。倍率は約1000倍が限度であり、これ以上の拡大には電子顕微鏡が使用される。[西沢泰二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の金属顕微鏡の言及

【顕微鏡】より

…したがって生物顕微鏡用対物レンズは厚さ0.17mmのカバーグラスが間に入ることが前提として設計されているのが特徴である。(2)金属顕微鏡 金属試料のように不透明な物体表面の観察のためのもので,対物レンズと接眼レンズの中間にハーフミラーをおき,これにより導入された照明光で試料表面を照らし(落射照明),その反射光を観察する。対物レンズはカバーグラスを前提にしない設計であり生体用のものと異なる。…

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