極書(読み)きわめがき

世界大百科事典 第2版「極書」の解説

きわめがき【極書】

書画骨董等の鑑定書。古筆に関するものが多く,古文書ではこれに準じて真偽鑑定に使用された。極書そのものに権威があるとの考えが強い。しかし学術的には必ずしも信頼はできない。〈極め〉とは鑑定のであり,職業的鑑定家である古筆家が短冊形の小紙片(7×1.5cm)に〈熊野懐紙 後鳥羽院 〉などと書く。これを極札(きわめふだ)という。16世紀の桃山文化華やかな時代に初代古筆家了佐が出現し,豊臣秀吉より〈古筆〉を賜り,印文〈琴山〉の印を使用した(古筆了佐)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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