阿波銀行(読み)あわぎんこう(英語表記)The Awa Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「阿波銀行」の解説

阿波銀行

1896年設立地方銀行で、徳島市本店を構える。徳島県内のほか東京都や大阪府兵庫岡山、神奈川各県と四国3県に合計100店舗を展開する。2019年3月期連結ベースの総資産は3兆3307億円、経常収益は703億円、純利益は109億円、自己資本比率は10・8%。19年12月末時点の従業員数は1351人。

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百科事典マイペディア 「阿波銀行」の意味・わかりやすい解説

阿波銀行[株]【あわぎんこう】

徳島県を地盤とする地銀中位行。1896年に阿波商業銀行が創業。1928年金融恐慌で休業に陥った徳島銀行(1882年創業)を買収。1934年に二木銀行を買収し,県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。1964年現社名改称。〈一県一行主義〉をもっとも少ない合併で実現した銀行のためか,店舗数が少なく,戦後は県内店舗の増設に努めた。現在は県内に79,県外に18の店舗網を維持。地元企業の育成に積極的。本店徳島市。2011年資本金234億円,2011年3月期経常収益697億円。売上構成(%)は,中小企業等向け90,住宅・消費者向け18。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿波銀行」の意味・わかりやすい解説

阿波銀行
あわぎんこう
The Awa Bank, Ltd.

地方銀行。1896年阿波商業銀行として設立。1928年徳島銀行を継承。1934年二木銀行を買収合併。1943年阿波貯蓄銀行を吸収合併。1960年外国為替業務を開始。1964年現社名に変更。1985年債券ディーリング業務を開始。地盤の徳島県に密着し,地方企業優先の堅実かつ積極的な経営を行なう。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「阿波銀行」の解説

阿波銀行

正式社名「株式会社阿波銀行」。英文社名「The Awa Bank, Ltd.」。銀行業。明治29年(1896)「株式会社阿波商業銀行」設立。昭和39年(1964)現在の社名に変更。本店は徳島市西船場町。地方銀行。徳島地盤で関西に展開。県内預金シェアでトップクラス。中小企業向け融資にも注力。東京証券取引所第1部上場。証券コード8388。

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