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除細動器 じょさいどうき difibrillator

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世界大百科事典 第2版の解説

じょさいどうき【除細動器 difibrillator】

不整脈の治療に使われる器械で,主として心房細動(心房の収縮がなくなり細かい波状に動く状態),心室細動(心室の収縮がなくなり細かい波状に動く状態)を正常調律に戻すときに用いられる。心房細動や心室細動は心房筋,心室筋の各部分が電気的にばらばらに活動しているため起こるもので,除細動器は,心臓に直流の高圧電流を流して心臓全体を同時に収縮させた状態におき,全体の足並みを整える。放電する本体と電流を生体に流す電極paddleとからなり,必要な電気エネルギーワットセカンドWatt secondで表す。

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大辞林 第三版の解説

じょさいどうき【除細動器】

体表あるいは心臓に強い電流を瞬間的に流して不整脈(心房細動や心室細動)を除去し、規則正しいリズムに戻すための装置。 → AED ( ABC 略語)

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

除細動器
じょさいどうき
defibrillator

心室細動を起している心臓に瞬間的に強力な電気を通じると,心筋の電気的位相がそろって,細動を除去できる。そのための装置が除細動器で,直流式と交流式とがある。これによって通電することを反電撃法 (→カウンターショック ) という。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

除細動器
じょさいどうき
defibrillator

心房または心室が不規則に繰り返し興奮する病態である細動を取り除く(除細動)ための装置の総称。直流通電による電撃を短時間行って心筋を興奮させ、正常な機能を回復させる電気的除細動がよく用いられ、心腔(しんくう)内通電方式の植え込み(埋め込み)型除細動器(ICD:implantable cardioverter defibrillator)と、体外通電方式の体外除細動器がある。
 植え込み型除細動器は細動を自動的に検出すると同時に直流通電を行うもので、心臓ペースメーカーの機能を備えたものもある。体外式ではAED(自動体外式除細動器)が普及している。AEDは心臓のリズムを自動的に解析し、音声ガイドに従って電撃を与えるなどの操作が可能であるため、緊急時には医師や救急救命士だけではなく一般人が対象者に使用することもできる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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