露出症(読み)ろしゅつしょう(英語表記)exhibitionism

翻訳|exhibitionism

世界大百科事典 第2版の解説

ろしゅつしょう【露出症 exhibitionism】

異常性欲,性的倒錯の一種。自分の裸体,とくに性器などを,不特定の公衆に見せることによって性的な興奮や満足を得るもの。路上,電車内など,異性の面前で性器を露出して,相手に困惑・羞恥の念を起こさせる場合と,ストリーキングのように,全裸で街路,公園などを走り回るような場合とがある。精神遅滞者,老人などが,性的不満の代償として行う場合と,精神病,酩酊などによって道徳的抑制が解除されてしまった場合もあるが,特異な強迫的心理によるケースが多い。

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大辞林 第三版の解説

ろしゅつしょう【露出症】

性行動の異常の一。異性に自分の裸体・性器などを露出して見せ、その反応を見て快感を覚える。

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世界大百科事典内の露出症の言及

【性倒錯】より

…自分自身の肉体を性対象とするオートエロティズム(ナルシシズム),自分と同性を対象とする同性愛,性的に未熟な幼児を対象とする幼児性愛(ペドフィリアpedophilia),老人を対象とする老人性愛(ジェロントフィリアgerontophilia),死体を対象とする屍体性愛(ネクロフィリアnecrophilia),動物(獣,鳥など)を対象とする動物性愛(ゾーフィリアzoophilia,これにもとづく行為が獣姦=ソドミーsodomy),フェティッシュと呼ばれる物品や肉体の一部を性愛の対象とするフェティシズム,親子・同胞と交わる近親相姦など。一方,性目標の異常としては,露出症,窃視症(voyeurism,いわゆる〈のぞき〉),サディズムマゾヒズム,異性装症ないし服装倒錯(トランスベスティズムtransvestism)などがあげられてきた。異性との性器交接を正常の性交と考えると,これらの行為はいずれも,それによって得られる以上の性的興奮,快感,満足を,これらの性対象や性行為から獲得しようと試みるものとされてきた。…

※「露出症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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