青地(読み)あおじ

精選版 日本国語大辞典 「青地」の意味・読み・例文・類語

あお‐じ あをヂ【青地】

〘名〙 織物地色の青いもの。青い地の織物。
源氏(1001‐14頃)若菜下「高麗(こま)のあをぢの錦の、はしさしたるしとねに」

あおち あをチ【青地】

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デジタル大辞泉 「青地」の意味・読み・例文・類語

あお‐じ〔あをヂ〕【青地】

織物などの地色の青いもの。

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不動産用語辞典 「青地」の解説

青地

登記所に備え付けられている公図上青く塗られた部分のことで、国有地である水路河川敷を示すものです。
本来は一般の宅地にはならないが、水路が事実上廃止されるなどして、青地を含む敷地上に住宅が建っていることもあります。
このように、敷地内に青地を含む住宅を購入する場合には、青地を国から払い下げてもらう手続きを要することがあります。

出典 不動産売買サイト【住友不動産販売】不動産用語辞典について 情報

岩石学辞典 「青地」の解説

青地

キンバリーのダイヤモンドパイプ鉱山作業員が,スレート状の青色ないし青緑色のキンバリー岩質角礫岩を指す名称黄地(yellow ground)として知られる酸化した表面部の下方に分布している[Wagner : 1914].

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デジタル大辞泉プラス 「青地」の解説

青地

錦鯉の飼育用語のひとつ。鯉の地肌で、白地将来出現する可能性のある墨(黒い模様)が隠れた部分のこと。やや青みがかって見えることから。

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