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青枯病 あおがれびょうbacterial wilt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青枯病
あおがれびょう
bacterial wilt

ナス,ジャガイモなどのナス科植物にプセウドモナス・ソラナケアルム Pseudomonas solanacearumという細菌が寄生して起る病気。これにおかされると幼葉,幼茎は萎凋し,次第に古い葉にも及び,早ければ4日ほどの間に全草が枯死する。予防するためには,病気に強い品種を育てること,殺菌した水はけのよい土壌に病気のない苗を植えること,雑草や害虫を除去して厳格な衛生管理を行うことが必要である。

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デジタル大辞泉の解説

あおがれ‐びょう〔あをがれビヤウ〕【青枯(れ)病】

根から侵入した細菌によって、ナストマト・タバコなどの葉が、急にしおれて青いままで枯死する病害。高温時に多く発生。

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百科事典マイペディアの解説

青枯病【あおがれびょう】

道管病の一種で,植物病原菌バークホルデリア・ソラナセアラムによって引き起こされる植物の病気。植物の全身が萎凋(いちょう)し,やがて枯死する。本細菌は多犯性で土壌伝染によって,トマト,ナスなど28科100種以上の植物を冒す。
→関連項目植物細菌病

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

青枯病
あおがれびょう

ラルストニア・ソラナセアラムRalstonia solanacearumという細菌によっておこる植物の病気。葉や茎が急にしおれて枯れる。トマト、ナス、タバコなどのナス科植物のほか、ラッカセイ、バナナなど百数十種に及ぶ植物に発生する。病原細菌は土壌の中にいて、主として根の傷口から侵入し、導管内で増殖して、水分の上昇を阻害するため、植物がしおれる。病気になった植物の地際(じぎわ)の部分を切ってみると、導管の部分が褐色になっており、茎を押すと、乳白色の汁液が出るのが特徴である。病原細菌には系統があって、各系統により侵す植物の種類が異なる。防除法は、ナス科作物を長く栽培しない畑を選んで作付け(輪作)するか、発病地に栽培するときは土壌をクロルピクリンで消毒する。[梶原敏宏]

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世界大百科事典内の青枯病の言及

【導管病】より

…子囊菌Ceratocystisによる)はキクイムシが体に胞子を付着して伝搬する。細菌の寄生によって起こる導管病にはイネ白葉枯病,ジャガイモ輪腐病,トマトやナスの青枯病,キャベツやダイコンの黒腐病などがある。イネ白葉枯病では細菌が葉縁にある水孔から感染し,葉脈に沿って白く枯れた病斑が形成される。…

※「青枯病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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