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非局所場理論 ひきょくしょばりろん theory of nonlocal fields

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

非局所場理論
ひきょくしょばりろん
theory of nonlocal fields

素粒子に固有の属性として広がりを付与できるように拡張された場の量子論。従来の場の量子論では,場は時空世界の各点で定義され,場の相互作用は同一点でのそれぞれの場の量の積で決る。湯川秀樹らは,このような場の局所性を緩和することにより発散の困難が除去されると考え,非局所場理論を提唱した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ひきょくしょばりろん【非局所場理論 theory of non‐local fields】

広がりをもつ素粒子像に基づく場の理論で,ソ連のM.A.マルコフ(1940),湯川秀樹(1948)らによって提唱された。物質の究極的要素としての素粒子はそれ以上分割できない有限の構造をもつか,それとも純粋に幾何学的な点状粒子であるか,それは古くからの関心事であったが,飛躍的に進歩した今日の物理学においても依然として興味ある問いである。素粒子の世界を記述するうえで,現在もっとも確からしいと信じられているゲージ理論は局所場の理論に属し,そこでは素粒子は本来構造をもたない点状粒子であると考えられている。

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