匆匆(読み)ソウソウ

デジタル大辞泉 「匆匆」の意味・読み・例文・類語

そう‐そう【××匆/××怱】

[形動][文][ナリ]
あわただしいさま。忙しいさま。「朝食もとらず―に出勤する」「烏兎うと―」
草草そうそう3」に同じ。
忙しさのために、簡略にするさま。
公事おほやけごと―にして」〈宇津保・沖つ白浪〉
[ト・タル][文][形動タリ]1に同じ。「―として日を送る」
[類語]忙しいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞いせわしいせわしない気ぜわしいあわただしい目まぐるしい多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんややいのやいの

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android