頓馬・頓間(読み)とんま

精選版 日本国語大辞典 「頓馬・頓間」の意味・読み・例文・類語

とん‐ま【頓馬・頓間】

〘名〙
① (形動) 愚かであること。まぬけであること。また、そのさまや、その人。とんちき。ばか。
歌謡・改正哇袖鏡(1859)卯月八日は「なんのこったへ いきもとんまもむしのせい」
② しくじり。失敗
西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二「今度の失錯(トンマ)には、若干の金も費せしことなれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android