精選版 日本国語大辞典 「頭首」の意味・読み・例文・類語 とう‐しゅ【頭首】 〘 名詞 〙① あたま。くび。首級。[初出の実例]「蓋惟(これ)人之頭首(トウシュ)あることや、草木の根あるが如し」(出典:新語園(1682)三)[その他の文献]〔後漢書‐祭彤伝〕② 集団や団体の首領。領袖。かしら。頭目。[初出の実例]「若群党共殺。止移二下手者及頭手之人一」(出典:律(718)賊盗)③ ⇒ちょうしゅ(頭首) ちょう‐しゅテウ‥【頭首】 〘 名詞 〙 ( 「ちょう」は「頭」の唐宋音 ) 仏語。禅院における首座、書記、知浴、知殿等の六役。知事に対して修道の方面を掌る。[初出の実例]「知事・頭首・小師・法眷、まづ方丈内にまうでて人事す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例