高木武(読み)タカギ タケシ

20世紀日本人名事典 「高木武」の解説

高木 武
タカギ タケシ

大正・昭和期の銀行家



生年
明治16(1883)年8月9日

没年
昭和49(1974)年3月2日

出生地
東京・京橋

学歴〔年〕
高等小学校卒

経歴
明治31年父親の経営する日本製粉に入社し、大正9年専務となるが、昭和2年取締役を辞任。4年新田製粉社長となり、7年日本製粉との合併で社長を退任。この間の大正15年、相生無尽監査役となり、昭和8年同常務、14年専務となる。15年無尽会社八行の総合合併により、大日本無尽の専務となり、19年社長に就任。26年相互銀行法の施行に伴なう行名変更によって日本相互銀行となり、初代社長に就任し、36年相談役となる。また43年太陽銀行の、48年太陽神戸銀行の相談役となった。


高木 武
タカギ タケシ

大正・昭和期の国文学



生年
明治12(1879)年4月3日

没年
昭和19(1944)年2月26日

出生地
熊本県

学歴〔年〕
東京帝国大学文科大学国文科〔明治42年〕卒,東京帝国大学大学院〔大正3年〕修了

学位〔年〕
文学博士〔昭和2年〕

経歴
大学院修了後、松山佐賀武蔵各高等学校教授を歴任し、また東京商科大学、日本大学、二松学舎、実践女子専門学校、聖心女子学院、東洋大学などで国文学を講じた。大正4年「東西武士道比較」を発表軍記物語研究著書に「日本精神と日本文学」「新訳平家物語」「新訳増鏡」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高木武」の解説

高木武(2) たかぎ-たけし

1883-1974 大正-昭和時代実業家
明治16年8月9日生まれ。31年父の経営する日本製粉に入社し,大正9年専務となる。昭和4年新田製粉社長。また相生(あいおい)無尽にかかわり,監査役,常務,専務をへて合併により15年大日本無尽専務,19年社長。26年改組により日本相互銀行社長となった。昭和49年3月2日死去。90歳。東京出身。

高木武(1) たかぎ-たけし

1879-1944 大正-昭和時代前期の国文学者。
明治12年4月3日生まれ。旧制の松山,佐賀,武蔵の各高校教授などを歴任。大正4年「東西武士道の比較」を発表,以来武士道や日本精神に関する研究をおこなった。昭和19年2月26日死去。66歳。熊本県出身。東京帝大卒。著作はほかに「日本精神と日本文学」「戦記物語研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高木武」の解説

高木 武 (たかぎ たけし)

生年月日:1883年8月9日
大正時代;昭和時代の銀行家
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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