高砂神社(読み)タカサゴジンジャ

デジタル大辞泉 「高砂神社」の意味・読み・例文・類語

たかさご‐じんじゃ【高砂神社】

兵庫県高砂市にある神社祭神須佐之男命すさのおのみこと櫛名田比売命くしなだひめのみこと大己貴命おおなむちのみこと境内に、謡曲高砂」で有名な相生あいおいの松がある。俗称、ぎおんさん

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精選版 日本国語大辞典 「高砂神社」の意味・読み・例文・類語

たかさご‐じんじゃ【高砂神社】

  1. 兵庫県高砂市高砂町東宮町にある神社。旧県社。祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)神功皇后新羅からの帰途大己貴命の神託でまつったと伝えられる。境内に謡曲「高砂」で有名な相生の松がある。高砂の明神。ぎおんさん。

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日本歴史地名大系 「高砂神社」の解説

高砂神社
たかさごじんじや

[現在地名]高砂市高砂町東宮町

牛頭天王社とも称し、祭神は素盞嗚尊・奇稲田姫命・大己貴命。旧県社。社伝によると、神功皇后が三韓征討の帰路鹿子の水門かこのみなとに停泊し、当地に大己貴命を祀ったのが始まりという。天禄年間(九七〇―九七三)疫病が大流行し国司が阿閇臣正敦に疫病退散を祈らせたところ、夢に素盞嗚尊・奇稲田姫が現れたので、この二神を合祀したという。「兵庫県神社誌」によれば、正暦元年(九九〇)一条天皇が当社に御厨みくりや庄を寄進したことに始まるといい、室町時代には赤松氏から神田一二町余が寄進され、豊臣秀吉は文禄の役に戦勝を祈願したと伝える。

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デジタル大辞泉プラス 「高砂神社」の解説

高砂神社

兵庫県高砂市にある神社。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)。豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、戦勝を祈願したと伝わる。境内には謡曲「高砂」で謡われた“相生の松”がある。

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