出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…舞人,管方はごく例外を除いて大方これを履く。(11)鳥足(ちようそく) 白と紺の染め分けの綾地で脚絆様のもの。《迦陵頻》に用いる。…
…古く壬申の乱に際して,大友皇子の妃であった十市皇女が包焼きのフナの腹に密書をしのばせて父大海人皇子(おおあまのみこ)に近江方の謀計を伝え,それによって大海人は難をまぬがれたとする伝承があり,嘉儀(かぎ)の料理とされたようである。別足は鳥足(ちようそく)とも呼び,キジのももを焼いたものであった。ぬかご焼きは〈零余子焼〉と書いたが,ヤマノイモにつく珠芽のぬかご(むかご)を焼くのではなく,コイの皮つきの身を大きなぬかごほどに切って串にさし,醬(ひしお)をつけて焼くものだったらしい。…
※「鳥足」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」