デジタル大辞泉の解説
1 仏壇のともし火。灯明(とうみょう)。
2 「強盗提灯(がんどうぢょうちん)」に同じ。
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強盗(がんどう)とも書く。強盗提灯(ちょうちん)の略。江戸時代に発明された携帯用の灯火具の一つで、桶(おけ)状の胴の中に二重の輪でできた自在に回転するろうそく立てがつけられたのが新しいくふうである。胴の底部に把(と)っ手がつき、これを持ってどのような方向に向けても、その新しいろうそく立てのくふうにより、ろうそくはつねに垂直の状態を保ち、光は一方向だけを照らすことができた。強盗が用いたとも、目明しなどが強盗の捜索に使用したともいう。明治時代になってからは銅製やブリキ製のものも現れた。
[神野善治]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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