結城直朝(1)(読み)ゆうき なおとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「結城直朝(1)」の解説

結城直朝(1) ゆうき-なおとも

1325-1343 南北朝時代武将
正中(しょうちゅう)2年生まれ。建武3=延元元年父朝祐(ともすけ)が戦死し,12歳で下総(しもうさ)結城家をつぐ。高師冬(こうの-もろふゆ)にしたがって南朝方北畠親房(ちかふさ)を常陸(ひたち)(茨城県)関城に攻め,康永2=興国4年4月3日戦死。19歳。通称七郎

結城直朝(2) ゆうき-なおとも

?-? 室町時代の武将。
一族の小峰朝親(ともちか)の子。結城氏朝(うじとも)の養子陸奥(むつ)白河城(福島県)城主。永享4年(1432)修理大夫となる。蘆名盛詮(あしな-もりあきら)を援助し,また那須氏内紛をおさえるなど,奥州南部から北関東にまでその勢力をのばした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android