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ERM イーアールエムERM

翻訳|ERM

デジタル大辞泉の解説

イー‐アール‐エム【ERM】[European Exchange Rate Mechanism]

European Exchange Rate MechanismEU(欧州連合)の為替相場メカニズム。1979年のEMS(欧州通貨制度)で設置されたEU特有の域内通貨の目標為替相場制。これによって各通貨の変動幅を小さく抑えられる。1999年の単一通貨ユーロの導入後は、ユーロを導入していないEU加盟国通貨とユーロとの間で、目標為替相場制が設定されている。

イー‐アール‐エム【ERM】[enterprise risk management]

enterprise risk management》企業や行政機関などの組織が、目的を達成するために、意思決定や業務遂行において想定されるあらゆるリクスに関して、組織全体の視点から統合的・戦略的に把握・分析・改善し、価値の最大化を図るリスクマネージメントのこと。統合リスク管理事業リスク管理

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百科事典マイペディアの解説

ERM【イーアールエム】

為替相場メカニズム

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FX用語集の解説

ERM

ユーロ導入前、多くのEU加盟国が採用していた「各通貨が互いに一定の範囲内で変動するシステム」すなわち為替相場機構(Exchange Rate Mechanism) のことをいいます。EU(欧州連合)の欧州通貨制度(EMS)の中核をなす為替相場の安定機構で、EU加盟国通貨間(各2カ国間)に中心レートを設け、相互に2.25%の変動幅内に安定させる介入義務を負う、というものでした。

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大辞林 第三版の解説

ERM

〖enterprise relationship management〗
企業がもつ顧客情報をはじめ営業、仕入先や物流などの情報を統合的に管理し、企業競争力を高めようという概念。

ERM

〖Exchange Rate Mechanism〗
ヨーロッパ為替相場メカニズム。ヨーロッパ通貨制度(EMS)の基幹をなすもので、為替安定のため各国の為替相場に一定の変動幅を定めた仕組み。1999 年より、通貨統合不参加国とユーロとの間で為替相場を一定の範囲で連動させる ERM2 が導入されている。 → ヨーロッパ通貨制度

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ERM
いーあーるえむ

危機管理手法の一つ。enterprise risk managementの略で、全社的リスクマネジメントともいう。企業におけるあらゆるリスクを管理するために、取締役会から従業員にいたるまでの企業全体で行われる。一般的なリスクマネジメントでは、財務部が財務リスクを管理する、総務部が建物の防災リスクを管理する、という具合に個別のリスクを低減することが眼目であった。しかし、従来の方法では個々のリスクの関係性や優先順位などを把握することがむずかしかった。また、自然災害、テロなど全社が大きな影響を受けるリスクの場合、部署単位の対応には限界があった。そのため全社的リスクマネジメントにおいては経営トップによる全社管理を重視し、最高経営責任者(CEO)直属の最高危機責任者(CRO:chief risk officer)がすべてのリスク分析、管理を行い、総合的なシミュレーションを行う。[編集部]

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世界大百科事典内のERMの言及

【ヨーロッパ通貨制度】より

…(2)EMS参加通貨はECU表示の基準相場を決定し,これに基づいて各国通貨間の中心相場を算定,その上下に各2.25%の変動幅を設定する(イタリアにのみ上下各6%の変動幅を認める)。この仕組みはEMSの核心部分であり,為替相場メカニズムExchange Rate Mechanism(ERM)と呼ばれる。なお,イギリスはこのERMには参加しなかった。…

※「ERM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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