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RISC リスク

6件 の用語解説(RISCの意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

RISC

CPUが命令を実行する方式のひとつ。命令を単純なものに絞って数を減らしたCPUの方式で、高機能な命令の実行速度を上げるより、単純な命令を数多く高速に実行するほうが効率がよいという思想に基づく。縮小命令セットコンピューターと訳す。RISCが登場したときに、従来のCPUCISC(Complex Instruction Set Computer、複合命令セットコンピューター)と呼ばれるようになったが、現在はRISC、CISCともそれぞれの要素を取り入れる形で進化しており、技術的に大きな違いはないといえる。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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デジタル大辞泉の解説

リスク【RISC】[reduced instruction set computer]

reduced instruction set computer》目的に合わせ中央処理装置を制御する命令数を削減、簡素化して、処理を高速化する形式のコンピューター、またはその設計様式を指す。縮小命令セットコンピューター。→シスク(CISC)

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百科事典マイペディアの解説

RISC【リスク】

reduced instruction set computerの略。CPUの命令数を減らし,実行プログラム処理速度を向上させたコンピューター。1命令はクロックの1サイクルで実行し,時間のかかるメモリー読み書きロードストア命令のみとする。

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IT用語がわかる辞典の解説

リスク【RISC】

コンピューターのマイクロプロセッサーの設計手法のひとつ。CPUが処理すべき命令の種類を減らして、回路を簡略化することにより、処理速度の向上を図る。⇔CISC ◇「reduced instruction set computer」の頭文字から。「縮小命令セットコンピューター」ともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

RISC
リスク
RISC

命令の数を減らし,処理の高速化をはかったマイクロプロセッサ。縮小命令コンピュータ reduced instruction set computerの略。実際に使われる命令は単純で,しかも数が限られているという事実に着目,高速の専用回路で実行させる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

RISC
りすく

コンピュータにおいて命令セットを利用するアーキテクチャーの一つ。縮小命令セットコンピュータ。reduced instruction set computerの略。ここで使われる命令セットは、使用頻度の高いシステムの基本的な命令(128種以下)に限り、配線論理による制御で命令が画一的に流れるくふうなどをしたことにより、従来型の複合命令を多数用意したコンピュータ(CISC(シスク):complex instruction set computer)に比べ、数倍の演算速度の高速化を図っている。アメリカのIBMトーマス・J・ワトソン研究所で1975年に考案された。代表的な製品にIBM、アップル・コンピュータ(現、アップル)、モトローラ(現、フリースケール・セミコンダクタ)が開発したパワーPCや、サン・マイクロシステムズ(現、SPARC(スパーク)アーキテクチャ)開発のSPARC、ヒューレット・パッカード(HP)開発のPA-RISC、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC。現、HP)開発のAlpha(アルファ)がある。パソコンのCPU(中央処理装置)は、従来型CISCにRISCの技術を大幅に取り入れて高速化を図るなどしており、高速・低電力を利して携帯電話など組み込み型の市場はRISCが独占している。[岩田倫典]

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世界大百科事典内のRISCの言及

【コンピューターアーキテクチャー】より

…データフローコンピューターが非ノイマン型コンピューターの代表例であるが,他に光コンピューターや量子コンピューターなども研究されている。
【コンピューターアーキテクャー用語集】
CISCとRISC個々の機械命令の機能レベルを高く設定した方式をCISC(Complex Instruction Set Computer),低く設定した方式をRISC(Reduced Instruction Set Computer)と呼ぶ。高級言語で書かれたプログラムはコンパイラーで機械命令の列に変換される。…

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