USB接続を可能にするインターフェースをもった外部メモリーのこと。USBフラッシュメモリーともいう。USBは周辺機器をパソコンなどに接続する規格の一つである。パソコンなどの電子機器に備えられたUSBスロットに差して使う。基本的に接続するだけで認識され、データの書き換えも自由にできる。小型で持ち運びができ、使用にフロッピーディスクやMO、CD-ROMなどのように専用の装置を必要としないため利便性が高い。記憶容量は数MBから100GBを超えるものまであり、コストが下がってきたこともあり、データの受け渡しで広く使われている。一部の市販アプリケーションでは、CD-ROMやDVD-ROMではなく、USBメモリでデータを提供しているものもある。
また、Vista以降のWindows OSでは、ReadyBoost(レディーブースト)という機能によりUSBメモリーを外部記憶装置ではなくキャッシュメモリーとして使うことで、高速化を図ることもできるようになった。
その他、市販のUSBメモリーには、ワンセグチューナーや動画再生機能、MP3プレーヤー、ボイスレコーダー、FMラジオ、SDカードスロット付きなど、多くの機能を付加した製品がある。
[編集部]
(斎藤幾郎 ライター / 2009年)
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