ナノ

精選版 日本国語大辞典 「ナノ」の意味・読み・例文・類語

な‐の

  1. ( 形容動詞連体形語尾、または断定助動詞「だ」の連体形「な」に助詞「の」が付いたもの ) やわらかな断定を表わす。これに終助詞「よ」「ね」が付くこともあるが、いずれも主に女性が用いる。
    1. [初出の実例]「其はね、芳さん、斯うなのよ」(出典:化銀杏(1896)〈泉鏡花〉一三)

なのの補助注記

( 1 )「なの」は、さらにその後に断定の助動詞「だ」「です」などを付着させる。→なのだなのです
( 2 )「なのだ」や、終助詞「さ」の付いた「なのさ」などは男性語的。


ナノ

  1. 〘 造語要素 〙 ( [フランス語] nano- ) メートル法で、基本単位の上に付けて一〇億分の一を表わすことば。記号n 「ナノメートル

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改訂新版 世界大百科事典 「ナノ」の意味・わかりやすい解説

ナノ
nano

ある量を表すときの単位につける接頭語で,10⁻9倍の意味。記号にはnを用いる。国際単位系(SI)でSI接頭語一つとして採用されている。例えば,1×10⁻9sという非常に短い時間は1ns(ナノ秒),非常に短い距離1×10⁻9mは1nm(ナノメートル)と表すことができる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナノ」の意味・わかりやすい解説

ナノ
nano-

単位の 10-9 倍 (10億分の1) を表わすSI接頭語。記号は n 。たとえば 1ns=10-9s である。ギリシア語のナーノス (小人) に由来する。

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化学辞典 第2版 「ナノ」の解説

ナノ
ナノ
nano

単位の接頭語(SI接頭語).10-9.記号 n.

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