日本歴史地名大系 「伊島」の解説
伊島
いしま
人の定住がいつ頃から始まったのかは定かではないが、古墳時代のものと思われる土器片が発見されている。島には平安時代に空也が来訪したという伝承がある。源為憲の「空也誄」には「阿
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人の定住がいつ頃から始まったのかは定かではないが、古墳時代のものと思われる土器片が発見されている。島には平安時代に空也が来訪したという伝承がある。源為憲の「空也誄」には「阿
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徳島県東部、蒲生田(かもだ)岬の東方約6キロメートルの紀伊水道にある島。阿南市に属する。面積1.45平方キロメートル、周囲9.5キロメートル。山がちで最高点はのろし山の121メートル、山頂に伊島灯台が立つ。山には、この島にしか自生しないイシマササユリが咲く。南西部の平坦(へいたん)地に風待ち港がある。かつては伊島千軒といわれてにぎわったが、現在では離村者が多い。漁業は小規模で一本釣りや潜水によるアワビの磯漁(いそりょう)が多く、敷網業や磯立網業もみられる。漁期は5月から9月で、冬は北西の季節風が強く、潜水夫として島外で働く人も多い。磯釣りの好地で、遊漁船も出る。阿南市橘(たちばな)の答島(こたじま)港から1日3往復の連絡船がある。人口195(2009)。
[高木秀樹]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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