呼吸器(読み)コキュウキ

精選版 日本国語大辞典 「呼吸器」の意味・読み・例文・類語

こきゅう‐きコキフ‥【呼吸器】

  1. 〘 名詞 〙 動物の呼吸(外呼吸)にたずさわる器官。高等脊椎動物の肺、魚類の鰓(えら)、昆虫類の気管、クモ類の書肺のほか、ナマコの呼吸樹などがある。一般に下等動物は体表から酸素を吸収するので特別な呼吸器はみられない。呼吸器官。
    1. [初出の実例]「眼・鼻及び呼吸器を刺戟し」(出典:七新薬(1862)一)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「呼吸器」の意味・わかりやすい解説

呼吸器
こきゅうき
respiratory organ

外呼吸のために特に分化した器官をいい,鼻,咽頭,喉頭,気管,気管支,肺などが呼吸器系を構成する。このうち,血液との間で実際にガス交換を行うのは肺胞であり,鼻から肺胞にいたるまでの諸器官は空気の導入路または排出路となるので,一括して気道と呼ばれる。気道は一般に異物の侵入を防ぎ,空気に適当な湿度と温度を与える働きをするが,そのうち特に鼻は嗅神経が分布しているので嗅覚器官として,また喉頭は声帯があるので発声器官としての役割も果している。

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