島国(読み)シマグニ

デジタル大辞泉 「島国」の意味・読み・例文・類語

しま‐ぐに【島国】

領土島嶼のみで構成されている国。島嶼国
[補説]イギリスインドネシアハイチなど他国国境を接する場合もある。一方、デンマーク赤道ギニアなど、首都が島嶼にある場合でも大陸に領土を持つ場合は島国と呼ばない。また、オーストラリアは大陸を占めるので島国でない。
[類語]海国

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精選版 日本国語大辞典 「島国」の意味・読み・例文・類語

しま‐ぐに【島国】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しまくに」とも )
  2. 周囲を海に囲まれた国。海国。とうこく。
    1. [初出の実例]「唐の東のしま国なり」(出典:玉塵抄(1563)二三)
    2. 「島国(シマクニ)の一ッ個の見識をさっぱりと取置て」(出典開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉下)
  3. 周囲を海に囲まれた土地
    1. [初出の実例]「之万久爾(シマクニ)淡路三原の篠(しの)」(出典:琴歌譜(9C前)歌返)

とう‐こくタウ‥【島国】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とうごく」とも ) 四方を海に囲まれた国。島を主たる領土とする国。しまぐに。海国。
    1. [初出の実例]「我々は到底這般(こん)な島国(タウコク)に安んずる人間で無い」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉ハイカラ紳士)

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