懐郷(読み)カイキョウ

デジタル大辞泉 「懐郷」の意味・読み・例文・類語

かい‐きょう〔クワイキヤウ〕【懐郷】

故郷をなつかしく思うこと。望郷。「懐郷の情にひたる」
[類語]追憶懐旧懐古懐かしむ追想回想回顧記憶追懐望郷顧みる振り返る思い返す偲ぶノスタルジックノスタルジア郷愁郷夢愛郷

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精選版 日本国語大辞典 「懐郷」の意味・読み・例文・類語

かい‐きょうクヮイキャウ【懐郷】

  1. 〘 名詞 〙 故郷をなつかしく思うこと。ふるさとをしのぶこと。望郷。
    1. [初出の実例]「山県は懐郷(クヮイキャウ)の情に堪へないやうに」(出典:重右衛門の最後(1902)〈田山花袋〉)
    2. [その他の文献]〔范仲淹‐岳陽楼記〕

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普及版 字通 「懐郷」の読み・字形・画数・意味

【懐郷】かいきよう(くわいきやう)

ふるさとをなつかしむ。宋・仲淹〔岳陽楼記〕國を去りてを懷ひ、讒(ざん)を憂ひて(そし)られんことを畏れ、滿目然(せうぜん)として、感極まりて悲しむらん。

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