有明の月(読み)アリアケノツキ

デジタル大辞泉 「有明の月」の意味・読み・例文・類語

ありあけ‐の‐つき【有明の月】

陰暦16日以後、夜が明けかけても、空に残っている月。ありあけづき。ありあけづくよ。ありあけ。 秋》「―になりけり母の影/其角
[類語]月輪夕月立ち待ち月居待ち月寝待ち月残月新月三日月上弦下弦弦月弓張り月半月満月望月明月名月春月朧月寒月

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有明の月」の意味・読み・例文・類語

ありあけ【有明】 の 月(つき)

  1. 陰暦十六夜以後の月。夜が明けても、なお天に残っている月。ありあけ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「あさぼらけありあけの月とみるまでによしののさとにふれるしら雪〈坂上是則〉」(出典:古今和歌集(905‐914)冬・三三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む