中心に強力なエネルギー源をもつ銀河。活動銀河核は銀河全体の1000倍ものエネルギーを光や電子として放出している。しかも、活動銀河核の大きさは銀河の数万分の1ほどなのに、そこから放出される光速に近い激しいジェット気流は、銀河を越えて大きくのびている。文部省(現、文部科学省)宇宙科学研究所(2003年10月より宇宙航空研究開発機構)は1997年2月、世界初の電波天文衛星「はるか」を打ち上げた。「はるか」は優れた解像度をもつ電波望遠鏡を備えており、銀河の中心にあり莫大(ばくだい)なエネルギーを放出している活動銀河核からの微弱な電波をとらえることができる。「はるか」の最大の目標は、われわれの銀河から1200万光年離れた銀河「ケンタウルス座A」。「ケンタウルス座A」の場合、ジェット気流は銀河の直径の30倍にも達する。星の輝きの原動力である核融合では、これだけ巨大なエネルギーは生まれにくく、その原因としては、銀河の中心には巨大なブラックホールがあり、そこに落ち込むガスが光っているという説が有力である。「はるか」のデータと地上の電波望遠鏡のデータを組み合わせることにより格段に解像度をあげることができるので、活動銀河核についての詳細なデータの蓄積が期待される。
[広瀬立成]
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二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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