白駒(読み)ハック

精選版 日本国語大辞典 「白駒」の意味・読み・例文・類語

はっ‐くハク‥【白駒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 毛色の白い馬。白馬。
    1. [初出の実例]「野坰青艸茁、空谷白駒嘶」(出典:艸山集(1674)二三・次韻関誉禅士発穎)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・白駒〕
  3. ( 「荘子‐知北遊」で、人の一生を白い馬が壁のすきまを通り過ぎるくらいの長さにすぎないとたとえた「人生天地之間、若白駒之過一レ郤、忽然而已」から ) 月日。光陰。
    1. [初出の実例]「久客他郷、引領皇華。白駒易過黄髪何為」(出典:性霊集‐五(835頃)与本国使請共帰啓)

はく‐く【白駒】

  1. 〘 名詞 〙はっく(白駒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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