1916年(大正5)に開校した私立聖心女子学院高等専門学校を前身とする。第2次世界大戦後に改組され,1948年(昭和23)日本における最初の新制女子大学として発足した。1801年に聖マグダレナ・ソフィア・バラがフランスに創立した聖心女子学院の教育理念に基づく。建学の精神を「一人一人の人間をかけがえのない存在として愛するキリストの聖心(みこころ)に学び,自ら求めた学業を修め,その成果をもって社会との関わりを深めることにある」として,この「聖心スピリット」の涵養を図る。2016年(平成28)5月現在,広尾(東京都港区)にキャンパスを構え,文学部と文学研究科に2270人の学生を収容する。リベラルアーツ教育(日本)と少人数教育を徹底しており,「リベラル・アーツの聖心」として,1年次は基礎課程と呼ばれるカリキュラムの中で,狭い専門性に陥ることなく,語学科目から専門科目まで幅広いバランスの良い履修を求める。なお初年次教育の重要性を考慮して「1年次センター」が設置されており,学修支援の充実に努めている。
著者: 戸村理
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