華燭(読み)カショク

デジタル大辞泉 「華燭」の意味・読み・例文・類語

か‐しょく〔クワ‐〕【華×燭/花×燭】

華やかなともし火。
「数十の―をとぼし連ねたれば」〈竜渓経国美談
結婚の席にともすともし火。また、婚礼

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精選版 日本国語大辞典 「華燭」の意味・読み・例文・類語

か‐しょくクヮ‥【華燭・花燭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はなやかな灯火装飾を施した灯火。美しく彩色したろうそく。
    1. [初出の実例]「竹窓早曙猶欹枕、華燭空残久覆衾」(出典:類聚句題抄(11C中)夜短朝余睡〈紀斉名〉)
    2. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕
  3. かしょく(華燭)の典」の略。
    1. [初出の実例]「南柯一自楼台、華燭(〈注〉コンレイ)王門誰作媒」(出典:玩鴎先生詠物雑体百首(1794)月波楼席上詠蟻拈媒字)
    2. 「華燭のよろこびは美濃屋の繁栄そのものに映った」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)
    3. [その他の文献]〔徐陵‐走筆戯書応令詩〕

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普及版 字通 「華燭」の読み・字形・画数・意味

【華燭】か(くわ)しよく

美しい燭火。結婚式に用いる。〔剪灯余話、洞天花燭記〕人讀み(をは)り、すること再三。に留宿して、以て燭の會を光(かがや)かす。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「華燭」の解説

かしょく【華燭】

福井日本酒。酒名は、大正天皇成婚を記念して命名大吟醸酒純米吟醸酒純米酒本醸造酒などがある。原料米は山田錦、五百万石など。仕込み水は日野川伏流水蔵元の「豊酒造」は宝暦3年(1753)創業所在地は鯖江市下野田町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「華燭」の解説

華燭

福井県、豊酒造株式会社の製造する日本酒。大吟醸酒「滴(したたり)」、吟醸酒「ちゅんちゅん」などがある。

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