さん‐い(‥ヰ)【三尉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自衛隊の階級の一つ。三等陸(海・空)尉の略。尉官の最下級。旧軍隊の少尉にあたる。[初出の実例]「陸曹教育隊から来た山中三尉ちゅうて…
さんえ‐ぶくろ【三衣袋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 三衣袋〈蒹葭堂雑録〉〘 名詞 〙 三衣を入れて持ち歩く袋。転じて、一般に僧侶の持つ袋をもいう。衣嚢(えのう)。さんえのふくろ。[初出の実例]「次孝…
さん‐おん【三音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶道で、釜の蓋を切る音、茶筅とおしの音、茶碗に茶杓をあてる音をいう。茶席では、これ以外に音をたてないのを理想とする。また、釜の湯…
さん‐か(‥クヮ)【三火】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 易の離のこと。八卦(はっけ)の中で、第三番目にあたり、その象が火であるところからいう。[初出の実例]「其上三火(さんクヮ)の卦殊に火…
さん‐かがみ【三鏡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 名に鏡のつく三つの歴史書。「大鏡」「増鏡」「水鏡」をいう。さんきょう。
さん‐かく【三革】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① なめし革で作った三種の武具、鎧(よろい)・兜(かぶと)・盾(たて)の総称。〔国語‐斉語〕② ( 「革」はあらたまるの意 ) 暦道で、革令(甲…
さんか‐しょ【三箇所】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 江戸の吉原、芝居町、魚河岸の三か所。動く金が一日千両といわれた。[初出の実例]「三ケ所へ千金のふるはんじゃうさ」(出典:雑俳・柳多留‐三…
さん‐き【三季】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、三つの礼日、端午(五月五日)、重陽(九月九日)、歳暮(一二月二一日)をいう。三節。
さん‐きょう(‥ケフ)【三峡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 揚子江上流の四川、湖北両省の間にある三つの大峡谷。塘峡(くとうきょう)、巫峡(ふきょう)、西陵峡をいう。古来、揚子江水運の難所として知られる。…
さん‐きょう(‥キャウ)【三卿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸時代、徳川将軍家の親族であった三つの家柄。田安・一橋・清水家のこと。尾張・紀伊・水戸の徳川御三家の次席に格づけられた。八代将軍吉宗の子…
さん‐ぎん【三吟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連歌や俳諧などの一巻を三人の連衆で詠作すること。また、その作品。宗祇、肖柏、宗長の三人による「水無瀬三吟」「湯山三吟」などは代表…
さん‐ぐ【三具】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんぐそく(三具足)」の略。[初出の実例]「念仏講の借盛物三具(さんク)に敲鉦(たたきかね)を添て一夜を十二文」(出典:浮世草子・本…
さん‐ぐそく【三具足】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏前に供する華瓶(けびょう)、燭台(しょくだい)、香炉を一そろいとしたもの。みつぐそく。三具。[初出の実例]「床押板に和尚の三鋪一対、…
さん‐け【三家】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 公家(くげ)の三家。太政大臣まで昇進することのできる家格である清華(せいが)のうち、中院(のちの久我)・閑院・花山院の三家をいう。[初出…
さん‐ごく【三国】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三つの国家。「三国同盟」② ( 「国」は、日本の地方区分の一つの名 ) 三つの国。三か国。[初出の実例]「三国を雪ころはしでおっふ…
さん‐し【三士】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自衛官の階級の一つ。三等陸士・海士・空士の略称。旧軍隊の二等兵にあたる。
さん‐し【三師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国北魏以降、太師・太傅(たいふ)・太保の称。三公より位は高いが実権を伴わない官であった。[初出の実例]「称下無二其人一則闕之上、…
さん‐しき【三色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三種の色。さんしょく。[初出の実例]「帯は三色(サンシキ)ひだり縄うしろむすびにして、金作りの木脇差」(出典:浮世草子・好色一代女(…
さん‐しばい(‥しばゐ)【三芝居】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸にあった、中村座、市村座、森田座の芝居の三座。三座。三櫓。[初出の実例]「呉魏蜀と言あたりの三芝居」(出典:雑俳・浜の真砂(1730))
さん‐じゅ【三寿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三種類の長寿。百歳を上寿、八〇歳を中寿、六〇歳を下寿という、その総称。〔詩経‐魯頌・閟宮〕
さん‐じゅ【三聚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「聚」はあつまりの意 ) 仏語。① いっさいの衆生を三種類に分けたもの。種々の分け方があり、たとえば、仏の悟りを約束された正定聚、…
さん‐しゅう(‥シウ)【三舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三そうのふね。② 平安時代、詩、歌、管弦に長じた者をそれぞれに分けてのせた舟。みつのふね。[ 2 ] 江戸末期に活躍した、号に「…
さんじゅう‐そう(サンヂュウ‥)【三重奏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 室内楽の一つ。三人の奏者による演奏で、ピアノ、バイオリン、チェロによるピアノ三重奏、バイオリン、ビオラ、チェロによる弦楽三重奏の…
さん‐しょう(‥シャウ)【三章】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文章の三つの段落。また、三個の編章や箇条。〔詩経‐周南・関雎・詁訓伝〕② ( 中国、漢の高祖が、秦の法律が非常に繁雑であったのに対し…
さん‐ず(‥ヅ)【三途・三塗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「途」は、道または塗炭の意 ) 仏語。① 熱苦をうける火途、刀・剣・杖などで強迫される刀途、互いに相食む血途の三つで、これを三悪道…
さん‐すけ【三助・三介】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、下男・小者など奉公人の通称。また、下女の通称「お三」とともに用いて飯炊き男をいう。[初出の実例]「三介か是は挑灯もつ所 …
さん‐せい【三聖】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 世界の三人の聖人。釈迦・孔子・キリスト。あるいは老子・孔子・釈迦。[初出の実例]「孔老釈の三聖(セイ)彼遊彊に遊び」(出典:洒落本・聖遊…
さん‐せん【三泉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 深い泉、転じて地の底。死者の行く世界。冥土。黄泉。九泉。[初出の実例]「返魂奇香、百斛尽燃、何留片時、誰脱三泉」(出典:三教指帰(7…
さん‐ぜんごん【三善根】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 貪(とん)・瞋(しん)・痴の三毒の煩悩(ぼんのう)に対して、無貪・無瞋・無痴の三つをいう。〔集異門足論‐三〕② 施・慈・慧の三つ…
さん‐そう(‥サウ)【三草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生活に有要な三種の草。麻・藍・紅花、または麻・藍・木綿をいう。〔大和本草(1709)〕② 古今伝授で、解釈上の秘伝とされた三種の草を…
さん‐そう(‥サウ)【三曹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自衛官の階級の一つ。三等陸曹・海曹・空曹の略。旧日本陸軍の伍長、旧日本海軍の三等兵曹(昭和一八年以後は二等兵曹)にあたる。[初出…
ちょう‐さん【重三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 三が重なる意 )① 陰暦三月三日の節供。上巳(じょうし)。じゅうさん。《 季語・春 》[初出の実例]「元巳 重三」(出典:俳諧・誹諧通俗志…
三冠 さんかん
- 日中辞典 第3版
- 获得三项冠军huòdé sān xiàng guànjūn;三项冠军获得者sān…
三七草 さんしちそう
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉菊三七júsānqī.
三聖 さんせい
- 日中辞典 第3版
- 三圣sānshèng,三个圣人sān gè shèngrén.
三選 さんせん
- 日中辞典 第3版
- 三次当选sān cì dāngxuǎn.~三選を果たす|(实现)连选三任.
三枚 さんまい
- 日中辞典 第3版
- 1三张sān zhāng,三片sān piàn.紙~三枚|三张纸.トースト~三枚|三片烤kǎo面包.…
単三 たんさん
- 日中辞典 第3版
- 〔電池〕五号电池wǔ hào diànchí.
sańbṓ2[óo], さんぼう, 三方
- 現代日葡辞典
- (<sań1+hō1) Três lados.~(o) yama ni kakomareta tochi|三方(を)山に囲まれた土地∥O terreno cercado de montanhas p…
sań-gáí1, さんがい, 三階
- 現代日葡辞典
- (<sań1+kái) O segundo andar (No J. o rés-do-chão conta como andar).Kare no heya wa ~ da|彼の部屋は三階だ∥…
sángoku, さんごく, 三国
- 現代日葡辞典
- (a) Três países;(b) O Japão, a China e a Índia;(c) O mundo todo.◇Dai ~第三国Um terceiro país.
さんじゅう
- プログレッシブ ロシア語辞典(和露編)
- три́дцать~番目のтридца́тый
dái-san2, だいさん, 第三
- 現代日葡辞典
- O terceiro.~ ni|第三に∥Em ~ lugar.⇒~ goku;~ ji-sangyō.◇~ kaikyū [mibun]第三階級[身分]~ estado;a burguesia;o povo.…
三不知 sānbùzhī
- 中日辞典 第3版
- [名]事の始まり・経過・結末をまったく知らないこと;(広く)無知なこと.何も知らないこと.一问~/尋ねても何もわからない.
三废 sānfèi
- 中日辞典 第3版
- [名](工業生産で出る)“废水”(廃液),“废气”(廃ガス),“废渣fèizhā”(固形廃棄物)の三つ…
三皇 Sānhuáng
- 中日辞典 第3版
- [名]三皇.[参考]古代の伝説上の3人の皇帝.伏羲(ふっき)・燧人(すいじん)・神農(しんのう)をさす.一説には,“天皇”(天の神),“W…
三角形 sānjiǎoxíng
- 中日辞典 第3版
- [名]<数学>三角形.▶“三边形sānbiānxíng”とも.等边~/正三角形.
三节 sānjié
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>“春节Chūn Jié”(旧正月),“端午节Duānwǔ Ji锓中秋…
三拇指 sānmǔzhǐ
- 中日辞典 第3版
- [名]<口>中指.
三农 sānnóng
- 中日辞典 第3版
- [名]農業・農村・農民をさす.