りょうぜん‐は〔リヤウゼン‐〕【霊▽山派】
- デジタル大辞泉
- 時宗十二派の一。京都の霊山正法寺を本寺とし、国阿を派祖とする。現在は派名を立てない。
えんぎ‐は【演技派】
- デジタル大辞泉
- (見た目や、個性的なだけではなく)すぐれた演技力をもつ役者。「演技派の女優」→個性派
えん‐ぱ〔ヱン‐〕【円派】
- デジタル大辞泉
- 平安中期から鎌倉時代にかけての仏師の一派。定朝じょうちょうの弟子長勢を祖とし、三条仏所を形成して活躍。長勢の弟子円勢以下長円・賢円・明円と…
かつしか‐は【葛▽飾派】
- デジタル大辞泉
- 1 浮世絵の流派の一。葛飾北斎を祖とする。西洋画風を加味した風景画のほか肉筆画に優れる。魚屋北渓・昇亭北寿・蹄斎北馬・応為(北斎の娘)などが…
くりもと‐は【×栗本派】
- デジタル大辞泉
- 幸阿弥6代長清の子、栗本幸阿弥を祖とする蒔絵まきえの一派。→幸阿弥派
こうざ‐は〔カウザ‐〕【講座派】
- デジタル大辞泉
- 昭和7年(1932)から翌年にかけて、野呂栄太郎の企画・指導のもとに刊行された「日本資本主義発達史講座」に執筆し、日本資本主義の半封建的性格を強…
えしん‐は〔ヱシン‐〕【恵心派】
- デジタル大辞泉
- 恵心僧都源信を開祖とする、仏像・仏画作者たちの一派。
さんゆう‐は〔サンイウ‐〕【三遊派】
- デジタル大辞泉
- 落語家の一派。初世三遊亭円生を祖とする。
じ‐は【自派】
- デジタル大辞泉
- 自分が属している派。
しゅうせい‐は〔シウセイ‐〕【修成派】
- デジタル大辞泉
- 「神道しんとう修成派」の略。
しんぜい‐は【真盛派】
- デジタル大辞泉
- 天台宗の一派。真盛を開祖とし、西教さいきょう寺を本山とする。念仏と戒の双修一致を説く。
ハワーリジュ‐は【ハワーリジュ派】
- デジタル大辞泉
- 《〈アラビア〉Khawārij は離脱者たちの意。単数形でハーリジー(Khārijī)派とも》イスラム教成立初期に存在した政治・宗教的党派。第4代正統カリフ…
いしば‐は【石破派】
- デジタル大辞泉
- ⇒水月会
せきぐん‐は【赤軍派】
- デジタル大辞泉
- 「共産主義者同盟赤軍派」のこと。
尊攘派【そんじょうは】
- 百科事典マイペディア
- →尊王攘夷運動
ベネチア派【ベネチアは】
- 百科事典マイペディア
- おもに15―16世紀,18世紀の2度にわたって黄金時代を迎えたベネチアの美術をさす。フィレンツェ派とともにイタリア・ルネサンスを代表し,華麗な色彩…
ナザレ派【ナザレは】
- 百科事典マイペディア
- 19世紀ドイツ・ロマン派の画家グループ。ドイツ語Nazarener。アカデミックな新古典主義に対する反発から,ルネサンス美術への回帰を提唱。ローマのほ…
西山派【せいざんは】
- 百科事典マイペディア
- 中国で第1次国共合作に反対した中国国民党右派の一派。孫文の死後,戴季陶らを中心に1925年11月,北京郊外西山に会し,反ソ反共を決議した。以後本…
佐幕派【さばくは】
- 百科事典マイペディア
- 幕末,反幕勢力たる勤王派に対して幕府政策を擁護する勢力。幕臣および譜代大名が中心であった。→尊王攘夷運動/倒幕運動→関連項目大橋佐平|郡上藩…
呉派【ごは】
- 百科事典マイペディア
- 中国,明代後半の画壇で主流を占めた南宗画派。明代の初め北宗画の浙派(せっぱ)に圧倒されていた南宗画は15世紀後半より沈周,文徴明らを中心に復興…
カタリ派【カタリは】
- 百科事典マイペディア
- 中世キリスト教の異端。カタリCathariは〈清浄なる者〉の意。12世紀中葉以降,特に南フランスと北イタリアに盛行し,アルビジョア十字軍や異端審問の…
ボゴミル派 (ボゴミルは) Bogomils
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世のバルカン半島で勢力をふるったキリスト教の異端。パウロ派の影響のもとに,10世紀前半のブルガリア西部マケドニア地方の司祭ボゴミルBogomilが…
ホーリネス派 (ホーリネスは) Holiness Churches
- 改訂新版 世界大百科事典
- プロテスタントの一教派。アメリカのメソディスト教会内から19世紀におこったホーリネス運動,すなわちメソディスト派の創始者ウェスリーが教えた信…
ボローニャ派 (ボローニャは)
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリアの地方画派。古い大学都市ボローニャは,13世紀の写本彩飾画にさかのぼる優れた美術的伝統を有するが,普通〈ボローニャ派〉という場合には…
フィレンツェ派 (フィレンツェは) Scuola Fiorentina
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリア中部,トスカナ地方の古都フィレンツェで活動した美術家の総称。おもに14世紀初頭から16世紀中葉にかけての人々を指す。まず,16世紀の美術…
バルビゾン派 (バルビゾンは) École de Barbizon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 19世紀半ばフランスの風景画家グループ。名称は,パリの南東郊,フォンテンブローの森のはずれの村バルビゾンに由来する。T.ルソーは1847年より,ミ…
ハワーリジュ派 (ハワーリジュは)
- 改訂新版 世界大百科事典
- イスラムにおける最初の政治・宗教的党派。ハーリジー派Khārijī(単数形)ともいう。過激で非妥協的な行動により,第4代カリフのアリーとウマイヤ朝…
ことだま‐は【言霊派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸期の音義派の一つ。人の発する声に霊があり、その声を合わせて、種々の言語が作られると説くもの。中村孝道、高橋残夢などが、これに…
ご‐は【語派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 互いに親族関係をもつ諸言語の総称。「語族」の下位概念。たとえば、インド‐ヨーロッパ語族中のゲルマン語派など。
こうざ‐は(カウザ‥)【講座派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本の社会科学の一学派または潮流。昭和七年(一九三二)から翌年にかけて刊行された「日本資本主義発達史講座」の主要な執筆者である野…
ナビ‐は【ナビ派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ナビは Nabis ヘブライ語で預言者の意 ) 一八八八年にパリでセリュジエ、ドニ、ボナール、ビュイヤールらによって結成された画家のグル…
とうざん‐は(タウザン‥)【当山派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 修験道の一派。真言宗の僧聖宝を祖とし、京都醍醐寺の三宝院を本山とするもの。[初出の実例]「当山派修験宗門階級之次第」(出典:諸宗階…
せんぜん‐は【戦前派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 第一次世界大戦以前の芸術上のさまざまな思潮や流派。自然主義・印象主義など。アバンゲール。② 第二次世界大戦前の思想・生活態度など…
たかだ‐は【高田派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 真宗十派の一つ。三重県津市一身田の専修(せんじゅ)寺を本山とするもの。開祖親鸞が、嘉祿元年(一二二五)下野国芳賀郡高田に専修阿彌…
しょうちょう‐は(シャウチョウ‥)【象徴派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] symbolistes の訳語 ) 芸術活動の表現に象徴を重視する一派。自然主義や高踏派の客観主義に対立して主観的表現を重んじ、…
さいきょうじ‐は(サイケウジ‥)【西教寺派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文明一八年(一四八六)真盛上人によって開かれた滋賀県大津市にある西教寺を総本山とする天台宗の一派。真盛派。西教派。
しゅきゅう‐は(シュキウ‥)【守旧派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧習を守る傾向の人々。保守派。[初出の実例]「議論が守旧派の人々の間には喧しく持ち出されてゐる間に」(出典:或る女(1919)〈有島武…
いわもと‐は(いはもと‥)【岩本派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金工の流派の一つ。横谷宗珉(そうみん)の門人、岩本忠兵衛を祖とするもの。
えいげんじ‐は【永源寺派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 臨済宗十四派の一つ。円応国師寂室元光を派祖とし、現在、滋賀県東近江市永源寺高野町の瑞石山永源寺を本山とする。山上派。
ぎこう‐は(ギカウ‥)【技巧派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芸術などで、特に表現上の技巧に重点をおく流派。[初出の実例]「筆をとっては目もあやなる技巧派の本尊の、その無技巧がひどく嬉しかった…
ぎこ‐は【擬古派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 明治二〇年代の終わりごろから三〇年代初期にかけて、雑誌「帝国文学」などによって新体詩を発表した一派。塩井雨江、武島羽衣、大町桂月…
きたがわ‐は(きたがは‥)【喜多川派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮世絵の一流派。喜多川歌麿を祖とする。門人は菊麿、式麿が知られる。
げんじつ‐は【現実派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 実際の事実や状態をもとにして説をたてる考え方の一派。⇔理想派。[初出の実例]「主公を造作するに二流派あり一を現実派(ゲンジツハ)と称…
けんちょうじ‐は(ケンチャウ‥)【建長寺派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 臨済宗の一派。鎌倉五山の一つである建長寺を本山とし、宋僧蘭渓道隆を派祖とするもの。大覚派。〔釈門事物紀原(1883)初(古事類苑・宗…
いずも‐は(いづも‥)【出雲派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 吉田流の弓術の一派。吉田流の開祖、吉田重賢の孫、出雲守重高の始めたもの。一説に、重賢の子、出雲守重政を祖とするともいう。
いせ‐は【伊勢派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 俳諧流派の一つ。芭蕉の門人、岩田涼菟(りょうと)、中川乙由らが伊勢に起こした蕉門の一流派。平俗の作風で地方に浸透した。乙由の別号…
いたや‐は【板屋派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本画の住吉派の一支派。住吉派の住吉広守の門人、板谷慶舟広当(ひろまさ)を祖とするもので、代々幕府の御絵師になったもの。また、その…
いとう‐は【伊東派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 講釈師の一派。江戸の人、伊東仙右衛門燕晉(えんしん)を祖とする。
おんでん‐は【恩田派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日蓮宗の一派。不受不施恩田派のこと。もと不受不施派と称したが悲田派の成立により、これと区別するために恩田派の称を加えた。不受不施…
かげき‐は(クヮゲキ‥)【過激派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 過激な方法で、主義、理想を実現しようとする党派、グループ。急進派。過激党。[初出の実例]「過激派の新聞紙は頻りに政府が不要の巡査及…