「化合物」の検索結果

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クラッキング cracking

改訂新版 世界大百科事典
広義には,有機化合物の炭素-炭素間の化学結合を解裂し,分子量のより小さい化合物に分解する操作で,触媒を用いて行う接触分解と触媒を用いない熱分…

ジメチルスルホキソニウム=メチリド ジメチルスルホキソニウムメチリド dimethylsulfoxonium=methylide

化学辞典 第2版
C3H8OS(92.16).トリメチルオキソスルホニウム塩を強塩基で処理すると得られる.イリド形化合物.融点9~10 ℃,沸点41~43 ℃(13 Pa).求核試薬として…

合成高分子 ゴウセイコウブンシ synthetic polymer, synthetic macromolecule

化学辞典 第2版
人工的に低分子化合物から高分子化された化合物.合成高分子は,その物性により,合成樹脂,合成ゴム,合成繊維などに分けられる.付加重合,重付加…

抽出(化学)【ちゅうしゅつ】

百科事典マイペディア
液体溶媒を用いて固体または液体混合物から目的とする成分を分離して取り出すこと。酸,アルカリ等を用いた化学変化によって溶けやすくして抽出する…

グリニャール試薬 (グリニャールしやく) Grignard reagent

改訂新版 世界大百科事典
RMgX(R=アルキル基,フェニル基などの有機原子団,X=Cl,Br,I)の化学式をもつ有機マグネシウム化合物でグリニャール反応に使われる試薬。F.A.V.…

どうぞく‐れつ【同族列】

デジタル大辞泉
一つの一般式で示すことができる、化学的性質が互いに類似した一連の有機化合物の系列。メタン・エタン・プロパンが属するメタン系炭化水素などを指…

グリニャール‐しやく【グリニャール試薬】

デジタル大辞泉
有機合成に利用される試薬の一。有機ハロゲン化マグネシウム化合物のエーテル溶液の総称。一般式RMgX(Rはアルキル基、Xはハロゲン)で表される。各…

生合成 せいごうせい biosynthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生物体によって行われる合成的化学変化の総称。事実上すべて酵素反応であり,特異性が高く,また ADP→ATP のエネルギー放出と共役して,複雑な化合物…

メチルコバラミン

栄養・生化学辞典
 ビタミンB12の活性をもつ化合物の一つ.ヒト血中のコバラミン活性をもつ化合物のうち,もっとも多いもの.メチル基の運搬体としてメタン生成,メチ…

水銀中毒

栄養・生化学辞典
 水銀,もしくは水銀化合物による中毒.

D系列 ディーけいれつ D-series

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
分子構造と旋光性との直接的関係を明らかにすることは立体配置の考えが提示されても不可能であった。そこで多くの光学異性体 (オキシ酸,アミノ酸,…

熱酸化

栄養・生化学辞典
 加熱中の油脂でみられる酸化反応.過酸化物が生成し,さらに低分子化合物,重合物を生じる.

互変異性 (ごへんいせい) tautomerism

改訂新版 世界大百科事典
構造異性体間のエネルギー差が小さく,相互変換が原子または原子団(おもにプロトン)の移動をともなって起こるとき,これらを互変異性体といい,こ…

隠ぺい剤

栄養・生化学辞典
 不快な匂いや味を隠蔽する化合物.

di・ene /dáiiːn/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]《化学》ジエン(◇二重結合2つの化合物).

電解酸化 でんかいさんか electrolytic oxidation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
電気分解において陽極反応を利用して酸化物を得る方法。陽極の材質,電解液,電流密度,温度などにより,酸化力を自由に調節でき,酸化剤を用いない…

環化

栄養・生化学辞典
 有機化合物が分子内で環状構造を形成すること.

ネオペンチル ネオペンチル neopentyl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基(CH3)3CCH2-の名称.

ジアゾニウム塩 ジアゾニウムエン diazonium salt

化学辞典 第2版
[別用語参照]ジアゾ化合物

フラボノール

栄養・生化学辞典
 (1) フラボノイド色素のうち,フラボンの3位の炭素原子にヒドロキシル基をもつ化合物のこと.ケルセチン,ルチンなどがある.  (2) C15H10O3(mw2…

酵素阻害物質

栄養・生化学辞典
 酵素の活性を阻害する物質.低分子化合物も高分子化合物もある.基質の類似体が阻害物質である場合があり,酵素の活性中心を阻害物質と基質が競合…

むすい‐ぶつ【無水物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 分子中から酸素と水素が水の割合でとれてできる無機化合物。二酸化硫黄、酸化カルシウムなど。無水酸化物。〔英和和英地学字彙(1914)…

ジアジリジン ジアジリジン diaziridine

化学辞典 第2版
diazacyclopropane.炭素,窒素,窒素からなる飽和三員環化合物の総称.もっとも簡単なジアジリンは,カルボニル化合物の存在下に塩素とアンモニアを…

𬬹 shén [漢字表級]3 [総画数]10

中日辞典 第3版
[名]<化学>ヒ素を含む有機化合物.

酮 tóng [漢字表級]2 [総画数]13

中日辞典 第3版
[名]<化学>(有機化合物)ケトン.

チオエステル(thioester)

デジタル大辞泉
カルボン酸とチオールの脱水縮合反応によって生成される化合物。→高エネルギー化合物[補説]生体内では糖・脂質・アミノ酸を分解する過程でチオエステ…

カテコール

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] catechol ) ベンゼンの二つの隣接した水素が水酸基に置換した化合物。生体内で酸化還元反応における水素供与体となり、また、芳…

てんねん‐こうぶんし〔‐カウブンシ〕【天然高分子】

デジタル大辞泉
天然に産出する高分子化合物。セルロースやたんぱく質など。

酸クロリド

栄養・生化学辞典
 酸塩化物ともいう.RCOClの構造をもつ化合物の総称.

ほうしゃせん‐ぶんかい(ハウシャ‥)【放射線分解】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 放射線の働きで引き起こされる化合物の分解。

cia・nu・ro, [θja.nú.ro/sja.-]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] 〖化〗 (青酸カリなど)シアン化物,青酸化合物.

レフォルマトスキー反応 レフォルマトスキーハンノウ Reformatsky reaction

化学辞典 第2版
α-ハロカルボン酸エステルとカルボニル化合物および亜鉛を,エーテル,ベンゼンなどのなかで加熱して,β-ヒドロキシカルボン酸エステルを合成する反…

シクロファン シクロファン cyclophane

化学辞典 第2版
同一のベンゼン環のオルト,メタ,またはパラ位を炭素鎖で結んだ化合物の総称.炭素鎖の原子数とベンゼン環での結合位置を示した化合物名が用いられ…

テルル化物 テルルカブツ telluride

化学辞典 第2版
テルルと,より陽性な元素(金属,水素など)との化合物.鉱物としてはAu,Agのテルル化物として産出する.金属との化合物は,Te2- を含むイオン性化…

硫酸カルシウム

栄養・生化学辞典
 苦りとして豆腐製造に使われる.石膏もこの化合物.

同位体希釈分析 (どういたいきしゃくぶんせき) isotope dilution analysis

改訂新版 世界大百科事典
同位体を利用した化学分析手法の一種。原理的には非放射性同位体を用いて行うこともできるが,検出感度がきわめて高いので放射性同位体を使用する場…

alòide

伊和中辞典 2版
[名](男)〘化〙ハロゲン化合物, ハロゲン塩.

トリチル トリチル trityl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基トリフェニルメチルの略称.

アクリロイル アクリロイル acryloyl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基CH2=CHCO-の名称.

クラスレイト状

岩石学辞典
リューサイト(leucite)結晶表面の接線方向に,針状または太く短いずんぐりとした(stumpy)形状の輝石結晶が配列しているため境界が強調されたもの…

イソペンチル イソペンチル isopentyl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基(CH3)2CHCH2CH2-の名称.

キレート(chelate)

デジタル大辞泉
《カニのはさみの意》「キレート化合物」の略。

サルファイド(sulfide)

デジタル大辞泉
硫黄とそれより陽性の元素との化合物。硫化物。

オクチル オクチル octyl

化学辞典 第2版
有機化合物中の基CH3(CH2)7-の名称.

官能基 かんのうき functional group

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物を特性づける原子団で、機能原子団あるいは作用基ともいう。同じ官能基をもつ有機化合物は性質や反応性が類似しているので、有機化合物は…

加水分解

栄養・生化学辞典
 水解ともいう.1分子の化合物に1分子の水が反応して2分子の化合物を生成する反応.高分子化合物の場合は,相当する1個所の結合についていう.環状…

メチル基受容体 メチルキジュヨウタイ methyl-group acceptor

化学辞典 第2版
メチル基転移反応により,メチル基供与体からメチル基を受けとる化合物.一般に,メチル基受容体はN-メチル化合物になる.メチル基受容体としては,…

コハク酸トコフェロール

デジタル大辞泉プラス
有機化合物。ビタミンE。抗酸化、血行促進作用がある。

p-トルエンスルホニル トルエンスルホニル p-toluenesulfonyl

化学辞典 第2版
略称トシル(tosyl).有機化合物中の図の基名.

カルボニル基 カルボニルキ carbonyl group

化学辞典 第2版
二価の官能基の名称.[別用語参照]カルボニル化合物

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