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硫酸カルシウム りゅうさんカルシウム calcium sulfate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫酸カルシウム
りゅうさんカルシウム
calcium sulfate

化学式 CaSO4石膏 CaSO4・2H2O ,硬石膏 CaSO4 として産出される。実験室的にはカルシウム水溶液に硫酸を加えて製造される。無水塩は無色斜方晶系結晶,比重 2.96,2水塩は単斜晶系で比重 2.32,融点 1450℃。

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デジタル大辞泉の解説

りゅうさん‐カルシウム〔リウサン‐〕【硫酸カルシウム】

カルシウム硫酸塩。無色の結晶。天然には二水和物石膏(せっこう)、無水和物が硬石膏として産出。化学式CaSO4

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百科事典マイペディアの解説

硫酸カルシウム【りゅうさんカルシウム】

化学式はCaSO4。比重2.96,融点1450℃。無色の結晶。硬度3.5。水に不溶。カルシウム塩水溶液と硫酸塩水溶液との複分解により,66℃以下では無水和物,それ以上では2水和物CaSO4・2H2Oが得られる。

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栄養・生化学辞典の解説

硫酸カルシウム

 苦りとして豆腐製造に使われる.石膏もこの化合物.

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうさんカルシウム【硫酸カルシウム calcium sulfate】

化学式CaSO4。天然には,セッコウCaSO4・2H2Oおよび硬セッコウCaSO4とよばれる鉱物として多量に産出する。また岩塩や海水,硬水の中の不純物としても含まれ,アルカリ金属の硫酸塩との複塩をなす鉱物,たとえばグラウバーライトNa2SO4・CaSO4のようなものも知られる。 カルシウムイオンCa2+を含む水溶液に硫酸イオンSO42-を含む水溶液を加えると硫酸カルシウムが沈殿するが,このとき66℃以下の温度ではセッコウに当たる2水和物が,66℃以上では硬セッコウに当たる無水和物が得られる。

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大辞林 第三版の解説

りゅうさんカルシウム【硫酸カルシウム】

カルシウム塩水溶液に希硫酸または硫酸塩水溶液を加えると析出する無色の結晶。化学式 CaSO4 天然には無水物の硬石膏として、また二水和物の石膏として産出する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫酸カルシウム
りゅうさんかるしうむ
calcium sulfate

硫酸のカルシウム塩。化学式CaSO4、式量136.1。天然に二水和物(石膏(せっこう))および無水和物(硬(こう)石膏)の鉱床となって大量に産出するほか、岩塩鉱床、海水および硬水に含まれる。工業的には天然物の採取のほか、種々の化学工業で副産物として製造される。カルシウム塩の水溶液に希硫酸、またはアルカリ金属の硫酸塩の水溶液を加えると、66℃以下で二水和物、それ以上では無水和物が析出する。いずれも無色であるが、天然の無水和物は不純物の混入で着色している。一般に水にあまり溶けず、たとえば無水和物の20℃での溶解度は水100グラムに対し約0.3グラムである。二水和物は100℃程度で加熱すると0.5水和物(斜方晶系、比重2.63。焼き石膏、半水石膏ともいう)に変わるが、実際には少量の無水和物を含んでいる。この混合物が焼(しょう)石膏で、常温で水分を吸収して二水和物に戻る。その際、発熱して体積が増す。二水和物を200℃以上で長時間加熱すると無水和物となるが、これは水を加えてもほとんど二水和物に戻らない。なお空気中200℃以下での加熱、あるいは減圧下60~90℃での五酸化二リンによる脱水によって、可溶性の無水和物(三斜晶系、比重2.45)が得られる。石膏、焼石膏としてきわめて広い用途がある。[鳥居泰男]

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世界大百科事典内の硫酸カルシウムの言及

【セッコウ(石膏)】より

…化学式CaSO4・2H2O。天然に産する硫酸カルシウム二水和物の鉱物名。二水セッコウあるいは結晶セッコウともいう。…

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