アッシリア学【アッシリアがく】
- 百科事典マイペディア
- 楔形(くさびがた)文字資料による古代オリエント研究の総称。アッシリアの発掘と出土碑文の解読が出発点となったのでこの名がある。19世紀半ば,ロー…
メロダクバラダン[2世] Merodachbaladan Ⅱ
- 改訂新版 世界大百科事典
- バビロン王。在位,前721-前710,前703年。正しくはマルドゥク・アプラ・イッディナMarduk-apla-iddina。当時のアッシリアはメソポタミア全域に支配…
アッシリア(Assyria)
- デジタル大辞泉
- 西アジア、チグリス川上流アッシュールを中心とする地域の古称。また、前3000年ごろからこの地に繁栄したセム族の王国名。前671年、オリエント最初の…
mitre
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [女]司教冠,ミトラ;(古代アッシリアの)ターバン風の帽子;煙突の笠(かさ).
アッシュールバニパル
- 百科事典マイペディア
- アッシリア帝国サルゴン朝最後の王(在位前668年―前627年)。エジプト,バビロニアなどでの反乱や諸民族の侵攻からよく版図を守った。ニネベに王宮,…
リンム表 リンムひょう Limmu lists; Eponym lists
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エポニム表とも呼ばれる。アッシリアにおいて1年交代の最高官吏 (リンム) の名前によって年号をつけるという仕方で年代を数えた表のこと。各年はその…
スミス
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1840年3月26日イギリスのアッシリア研究家1876年没
プサムティク1世 プサムティクいっせい Psamtik I; Psammetichos I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代エジプト第 26王朝 (サイス朝 ) 2代目の王 (在位前 664~610) 。ギリシア名プサムメティコス1世。ネコ1世の子。治世初期はアッシリアの封臣であ…
シャルカート al-Sharqāt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラク北西部,ニーナワー県の町。県都モースルの南約 90km,チグリス川岸に位置する。付近にアッシリア帝国の宗教上の首都アッシュール遺跡がある。
zi・gu・rat, [θi.ǥu.rát/si.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 〖建〗 ジッグラト:シュメールやアッシリアに起源をもつ階段式の尖塔.
アルベラ(Arbela)
- デジタル大辞泉
- 西アジア、チグリス川の東方にあったアッシリア人の古代都市。現在のイラク北部の都市アルビールに位置する。
ウラルトゥ うらるとぅ Urartu
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- バン湖を中心に広大な地域を支配した古代の王国。ヘブライ語ではアララトAraratという。中心は現在のアルメニア共和国と、トルコ東部の国境線にまた…
ニネベ
- 百科事典マイペディア
- 古代アッシリアの首都。古名ニヌア。ティグリス川左岸にあって前12世紀ごろから繁栄したが,前7世紀アッシュールバニパルの治下に,2重城壁に囲ま…
セミラミス
- 百科事典マイペディア
- 古代オリエントの伝説的な女王。バクトラを征服したアッシリア王ニノスNinosの妃で,死後,神になったとも,鳩に変じたとも伝える。バビロンの都市造…
アッシュール
- 百科事典マイペディア
- アッシリアの主神,アッシュール市の守護神。翼をもつ太陽円盤として表現されることが多い。シュメールのエンリル,バビロンのマルドゥクなどと同一…
ジビエ遺跡 ジビエいせき Ziviye
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン北西部,ウルミア湖南方の丘陵地帯にある遺跡。前9~8世紀頃城塞都市として栄えた遺跡で,高さ 150mの丘をなし周囲に城壁をめぐらしている。 1…
デリッチ Delitzsch, Friedrich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1850.9.3. エルランゲン[没]1922.12.19. ランゲンシュワルバハドイツのアッシリア学者。 F.J.デリッチの子。 1877年ライプチヒ,93年ブレスラウ…
アッシュール(Aššur)
- デジタル大辞泉
- 西アジア、チグリス川中流域にあった古代都市。現在のイラク北部、バグダッドの北東約240キロメートルの町カルアトシェルカートに位置する。アッシリ…
メソポタミア Mesopotamia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ティグリス,ユーフラテス両河が流れる地域のギリシア名。ここで世界最古の文明の一つが興った。北部はアッシリア,南部はバビロニアと呼ばれ,バビ…
ウラルトゥ Urartu
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 美術前9~前6世紀に西アジアに栄えた王国。隆盛期にはアルメニア高原の全域(現在のアルメニア,トルコ,イランにまたがる)を占めた。アッ…
アッシリア Assyria
- 旺文社世界史事典 三訂版
- メソポタミア北部の地域にアッシリア人が建設した古代王国古来より諸民族による争奪が繰り返されたが,前3000年紀に移住したセム語族系アッシリア人…
セミラーミデ(Semiramide)
- デジタル大辞泉
- ロッシーニのイタリア語によるオペラ。全2幕。1823年初演。伝説上のアッシリアの女王を描いたボルテールによる悲劇「セミラミス」に基づく。序曲が有…
メディア王国 (メディアおうこく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- アッシリア帝国を滅ぼし,イラン高原からアナトリア東部を統一した古代西アジアの強国。メディア人は西イラン族に属し,前1000年ころイラン高原北西…
アッシリア Assyria
- 日中辞典 第3版
- 〈歴史〉亚述Yàshù.
As・syr・i・a /əsíriə/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]アッシリア(◇アジア南西部の古代帝国;首都 Nineveh).Assýrian[形][名]
アッシリア Assyria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北部メソポタミアのチグリス川沿いの地域。古くから文化が開けていたことで知られる。最古は遊牧や農業によるスバル人社会がありシュメール人と交渉…
アッシリア
- 小学館 和伊中辞典 2版
- Assi̱ria(女)(西アジアの古代王国) ◇assiro
アッシリア Assyria
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ティグリス川中流域,メソポタミア北部の古代国家およびその領域をさす名称。アッシュル市を中心として前2千年紀初頭までには都市国家を形成し,アナ…
ハサカ Al-Hasakah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シリア北東部,ハサカ県の県都。ユーフラテス川支流のハーブール川に面し,ダイルアッザウルの北北東約 150km。集約的な灌漑農耕地域の中心地。アッ…
レヤード れやーど Sir Austen Henry Layard (1817―1894)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスのアッシリア学者で外交官。1845~51年アッシリアの首都であったイラクのニムルードとニネベの発掘に携わった。この発掘で得た多くの遺物や…
アハズ Ahaz
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前8世紀の新アッシリア最盛期のユダ王国の王。摂政,前742-前735年。在位,前735-前725年。ダマスクスの王レジンとイスラエルの王ペカを中心とするテ…
サルゴン(2世) Sargon Ⅱ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ?〜前705古代アッシリアのサルゴン朝の始祖(在位前722〜前705)前722年にイスラエル王国を征服したのをはじめ,前711年にシリアを平定,前709年に…
バッジ Budge, Sir (Ernest Alfred Thompson) Wallis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1857.7.27. コーンウォール[没]1934.11.23. ロンドンイギリスの東洋学者。ケンブリッジ大学でアッシリア学とヘブライ学を学び,1883年より大英博…
バビロニア‐ご【バビロニア語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 セム語族に属する言語。古代のメソポタミア南部で話され、アッシリア語とともにアッカド語を構成する。
アッシュールナジルパル2世 アッシュールナジルパルにせい Ashurnasirpar II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッシリア帝国の王 (在位前 884~859) 。アッシリア名アッシュール=ナジル=アプリは「アッシュール神はわが息子の保護者」の意。父王トゥクルティ…
ハマト Hamath
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリア北部の古代都市遺跡。現在名はハマー。オロンテス(アシ)川流域に位置する交通の要衝で,青銅器時代にヒッタイト帝国の影響下に都市として発…
フラオルテス Phraortēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前653メディア王国初代の王 (在位前 675~653) 。ペルシア名クシャスリタ。のちバビロニアのナボポラッサルと組んでアッシリアを滅ぼしたキ…
カルデア かるであ Chaldea
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本来ペルシア湾岸沿いの、ティグリス、ユーフラテス両大河のつくるデルタおよびその西縁の南バビロニアの一部の地をさす。アッカド語ではMāt Kaldi(…
エサルハッドン Esarhaddon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッシリア帝国の王 (在位前 681~669) 。アッシリア名アッシュール=アヘ=イディンナ。センナケリブの第3子。アッシュールバニパルの父。父王によ…
カッシート‐ちょう(‥テウ)【カッシート朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀元前一六~一二世紀、カッシートがバビロン第一王朝を倒して建てた王朝。首都バビロン。前一一五〇年頃アッシリアとエラムに滅ぼされた。バビロン…
a・ca・dio, dia, [a.ká.đjo, -.đja]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] (紀元前に栄えた古代メソポタミア地方の)アッカドの.━[男] [女] アッカドの住民[出身者].━[男] アッカド語:アッシリアやバビロニアで話…
シャムシ=アダド1世 シャムシ=アダドいっせい Shamshi-Adad I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッシリア帝国の王 (在位前 1813頃~1781頃) 。アッシリア帝国を築いた西セム系のアラム人。バビロンのハンムラビと敵対した。初めヤハドゥン=リム…
ティグラト・ピレセル(1世) てぃぐらとぴれせる Tukulti-apil-ešarra Ⅰ (?―前1077)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トゥクルティニヌルタ1世(在位前1244~前1208)のあと、弱体化した帝国を再興させたアッシリアの王(在位前1115~前1077)。彼は南部アルメニアや南…
ナホム書 (ナホムしょ) Book of Nahum
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧約聖書の〈12小預言者〉に属する預言書。ナホムについてはエルコシの出身というほかに何も知られていない。彼の預言は前612年アッシリアの都ニネベ…
ナボポラサル なぼぽらさる Nabû-apla-uur (?―前605)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新バビロニア王国の初代王(在位前625~前605)。アッシュール・バニパル大王の死後、弱体化した新アッシリア帝国がメソポタミア南部の統治能力を失…
バビロニア Babylōnia; Babylonia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代メソポタミアにおいて,広義ではシュメール,アッカド地方を含むメソポタミアの大部分の地域を,狭義では都市バビロンとその周辺地域をそれぞれ…
くだら‐ごと【百=済琴】
- デジタル大辞泉
- 竪箜篌たてくごの日本名。古代アッシリアに発祥、奈良時代に百済を経て伝来し、平安初期まで雅楽器として用いられた。正倉院に部分的に残存。→箜篌く…
サマリア
- 百科事典マイペディア
- パレスティナ中部の古都,イスラエル北王国の首都。ガリラヤとユダヤの間に位置し,南北王国の分離後,前880年ころオムリがここに都し,その子アハブ…
ユディト書 (ユディトしょ) Book of Judith
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧約聖書外典中の一書。内容は架空の戦記物語。アッシリア王ネブカドネザルの将軍ホロフェルネスHolofernesは,西方遠征中にユダヤ人の町ベトゥリア…
アッシリア語 アッシリアご Assyrian language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代メソポタミアのアッシリアに行われた言語。バビロニア語と並んでアッカド語の二大方言を形成する。アフロ=アジア語族のセム語派に属する。前 20…