微分幾何学 (びぶんきかがく) differential geometry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 現在,微分幾何学の意味するものは広い。本来はその方法論の一つとして,多様体上に定義された関数,またはそれを一般化したベクトル,テンソル場な…
擬似幾何学 (ぎじきかがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →アフィン幾何学
メビウス幾何学 メビウスきかがく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
代数幾何学 だいすうきかがく algebraic geometry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 射影幾何学を研究する一つの手段から,19世紀の初めに独立の地位を得た数学の一分科で,多元多項式の関係,あるいはその共通零点として表わされる代…
幾何学原本【きかがくげんぽん】
- 百科事典マイペディア
- 《ストイケイアStoicheia》。《原論》とも。ユークリッドが書いた数学書。13巻。ギリシア数学の成果を集大成し,論理的に体系づけたもので,平面幾何…
球面幾何学【きゅうめんきかがく】
- 百科事典マイペディア
- 球面上の図形を研究する幾何学。非ユークリッド幾何学の一つ。たとえば球面上の2点間の最短距離の道(ユークリッド幾何学の線分に相当)は2点を通…
微分幾何学【びぶんきかがく】
- 百科事典マイペディア
- 微分・積分の方法を用い曲線・曲面の性質を研究する幾何学の一分科。19世紀初めガウスが体系化。リーマン幾何学はその重要な一部門。現代数学では,…
きかがくもん【幾何学文】
- 改訂新版 世界大百科事典
きかそくちがく【幾何測地学】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぎじきかがく【擬似幾何学】
- 改訂新版 世界大百科事典
へいめん‐きかがく【平面幾何学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平面上の図形の性質を研究する数学の一分野。〔工学字彙(1886)〕
きかがく‐もよう(‥モヤウ)【幾何学模様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 直線あるいは曲線を基本に構成した抽象的な連続模様。格子(こうし)、菱文(ひしもん)、あるいは波状文、渦巻き文など。幾何学的模様。[初…
かいせき‐きかがく【解析幾何学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 解析学の方法を用いて幾何学の図形を研究する数学の一部門。図形を、座標と呼ばれる一組の数を変数とする方程式で表わして分析し、その結…
深谷賢治 (ふかや-けんじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1959- 昭和後期-平成時代の数学者,幾何学者。昭和34年3月12日生まれ。東大助教授をへて,平成6年京大教授。シンプレクティック幾何学における「深谷…
ひ‐ユークリッドきかがく【非ユークリッド幾何学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ユークリッドは[英語] Euclid ) ユークリッド幾何学における平行線の公理を他の公理で置き換えて体系化された幾何学。置き換える公理に…
きゅうめん‐きかがく〔キウメン‐〕【球面幾何学】
- デジタル大辞泉
- 球面上の図形について研究する幾何学。
代数幾何学【だいすうきかがく】
- 百科事典マイペディア
- 高次元空間においていくつかの代数方程式で定められた点集合(図形)を扱う数字。20世紀半ばに体系的に整備されだし,20世紀でもっとも活発な研究分…
きかがくげんぽん【幾何学原本】
- 精選版 日本国語大辞典
- ユークリッド著「ストイケイア」の訳名。
きかがく‐てき【幾何学的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 幾何学の性質を持っていること。幾何学に関連ある内容のあること。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
ざひょう‐きかがく(ザヘウ‥)【座標幾何学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ざひょうきか(座標幾何)
びぶん‐きかがく【微分幾何学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もと、微分積分学の方法を応用して曲線や曲面の性質を研究する幾何学の一分科。ガウスによって初めて体系化された。現在では、対象も方法…
フラクタル‐きかがく【フラクタル幾何学】
- デジタル大辞泉
- フラクタル理論に基づく幾何学。
微分幾何学 びぶんきかがく differential geometry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 曲線,曲面,さらには空間自身の研究に微分学と積分学の手法を用いる幾何学の一分科であって,微分積分学の発見と同時に始ったということができる。…
ユークリッド幾何学 ゆーくりっどきかがく Euclid geometry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ユークリッドがその著『原論』(『ストイケイア』Stoikheia)で展開した幾何学。『原論』はその時代までのギリシア数学を集大成した13巻の書で、平面…
リーマン幾何学 りーまんきかがく Riemannian geometry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リーマン多様体、すなわちリーマン計量が与えられた可微分多様体の微分幾何学をいう。可微分多様体の各点における接空間に内積を対応させる可微分写…
ざひようきかがく【座標幾何学】
- 改訂新版 世界大百科事典
ユークリッド幾何学 (ユークリッドきかがく) Euclidean geometry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代エジプトにおいて測量の技術より得られた図形に関する経験的知識はギリシアにもたらされて,論理的に整理されて体系化され,幾何学となった。ユ…
しょとうきかがく【初等幾何学】
- 改訂新版 世界大百科事典
ずほうきかがく【図法幾何学】
- 改訂新版 世界大百科事典
だえんきかがく【楕円幾何学】
- 改訂新版 世界大百科事典
座標幾何学 ざひょうきかがく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
双曲幾何学 そうきょくきかがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ユークリッド幾何学の公理系のなかの平行線公理を「平面上で直線外の1点を通ってこの直線と交わらない直線が少なくとも2本存在する」で置き換えて得…
ユークリッド Eukleides[ギリシア],Euclid[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前300頃アレクサンドリアで活躍した幾何学者。先人と自己の業績を集大成した主著『幾何学原本』(ストイケイア)は,20世紀初めまで初等幾何学の標準的…
*ge・o・me・trí・a, [xe.o.me.trí.a]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] 幾何学.geometría plana [del espacio]|平面[立体]幾何学.geometría algebraica|代数幾何学.geometría anal…
窪田忠彦 くぼたただひこ (1885―1952)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数学者。東京市芝区(現、港区の一部)に生まれる。東京府立第一中学、第一高等学校を経て、1908年(明治41)東京帝国大学理科大学数学科を卒業した…
ge・om・e・try /dʒiάmətri | -ɔ́m-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((複)-tries)1 [U]幾何学.analytical [Euclidian] geometry解析[ユークリッド]幾何学1a [C]幾何学書.2 〔the ~〕(物の)幾何図形的配置…
オズワルド ベブレン Oswald Veblen
- 20世紀西洋人名事典
- 1880 - 1960 米国の数学者。 プリンストン大学教授,プリンストン高等研究助教授。 アイオワ州デコラー生まれ。 1905〜32年までプリンストン大学、…
ざひょう‐きか(ザヘウ‥)【座標幾何】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幾何学の一分科。点の座標を利用して平面上や空間内の図形を方程式で示し、代数的手法によって図形の性質を研究することを目的とする。座…
テンソル tensor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベクトルの概念を拡張した幾何学的な量。テンソルの概念は,弾性体の研究が初めであるが,微分幾何学の研究にあたって,その幾何学的性質を表現する…
幾何
- 小学館 和西辞典
- geometría f.幾何学geometría f.幾何学の/幾何学的な|geométrico[ca]幾何級数serie f. geométrica
エルランゲン目録 エルランゲンもくろく Erlangen program
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- F.クラインは,エルランゲン大学教授就任 (1872) に際し,その講演のなかで,変換群の概念がそれまで研究されてきた種々の幾何学を総合し統一する役…
géométrie /ʒeɔmetri ジェオメトリ/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女] 幾何学;幾何学書.géométrie plane|平面幾何学géométrie dans l'espace|立体幾何学géométrie (non) euclidienne|(非)ユークリッド幾何学e…
非ユークリッド幾何学 (ひユークリッドきかがく) non-Euclidean geometry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈平面上で,直線外の1点を通って,この直線と交わらない直線はただ一つ存在する〉という,いわゆる平行線公理が成り立つ幾何学をユークリッド幾何学…
連続幾何 れんぞくきか continuous geometry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 射影幾何学における部分空間のつくる束の性質を,無限次元の場合に拡張して得られる幾何学をいう。ヒルベルト空間の作用素環の射影束は連続幾何学に…
グラスマン代数 グラスマンだいすう Grassmann algebra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 外積代数ともいう。 H.グラスマンが導入したもので,古典幾何学を3次元以上の n 次元幾何学へ一般化した『広延論』のなかで,その考えを厳密なユーク…
геометри́ческий
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [形3]〔geometric(al)〕①幾何学の②幾何学的な//геометри́ческий орна́мент|幾何学的装飾
数理物理学 すうりぶつりがく mathematical physics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物理学と数学の境界をなす科学の一分野で、数学的解析に重点をおいた物理学の分野。もともと、ニュートンによる微積分の確立が物理学における力学を…
無限小幾何学 むげんしょうきかがく infinitesimal geometry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 微分幾何学は,図形の性質の研究に微分学を利用するものであるが,そのため,曲線や曲面の1点の非常に近くの局所的な性質を研究することが多い。この…
ユークリッド
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [英語] Euclid ) 古代ギリシアの数学者エウクレイデスの英語名。幾何学の祖。有名な「幾何学原本」を書いて、ユークリッド幾何学を体系化した。「…
チャーン Shiing-Shen Chern 生没年:1911-2004
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国生れのアメリカの数学者。中国名は陳省身。浙江省嘉興に生まれた。南開大学(天津),清華大学(北京)およびハンブルク大学に学び,清華大学教…