カコクセン石 かこくせんせき cacoxenite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 第二鉄、アルミニウム(Al)の含水塩基性リン酸塩。Fe3+24Al[(OH)12|O6|(PO4)17]・75H2Oの式が示すように、少量のアルミニウムは必須(ひっす)成分と…
ガドリン石 がどりんせき gadolinite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- おもに花崗(かこう)岩ペグマタイト中に産する鉱物。まれにアプライトや花崗岩中にも産し、蛍石、褐簾(かつれん)石、ゼノタイム、ジルコンなどと産す…
ギブス石 ぎぶすせき gibbsite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ボーキサイトの主成分鉱物。土壌鉱物あるいは低温熱水生成鉱物として産し、六角板状の自形結晶をなす。また塊状、皮膜状の団塊を形成する。バイエル…
クトノホラ石 くとのほらせき kutnohorite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウム(Ca)とマンガン(Mn)の炭酸塩鉱物。原記載時にはチェコスロバキア(現、チェコ)の原産地名クトナ・ホラKutná Horaにちなんでクトナホ…
凹石 くぼみいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石の面に1、2か所または多数の凹みのある縄文時代の石器。1、2か所凹みのある石は円形、楕円(だえん)形の礫(れき)の両面あるいは片面に浅い凹みがあ…
クランダル石 くらんだるせき crandallite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウムとアルミニウムの含水リン酸塩。クランダル石系鉱物の一員。明礬石(みょうばんせき)と同構造。自形は立方体に近い菱面体(りょうめんたい)…
グローバー石 ぐろーばーせき glauberite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナトリウムとカルシウムの無水硫酸塩鉱物。岩塩鉱床のもっとも普通の随伴鉱物。自形は斜めに切れた菱柱(りょうちゅう)状。あるいは菱形(ひしがた)の…
石包丁 いしぼうちょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 穀物の穂を摘み取る農具で,農耕文化の存在を実証する石器の一つ。磨製も多いが打製もあり,その形態は長方形,半月形などがある。扁平で片側に刃を…
缶石 かんせき scale
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スケールともいう。ボイラなどの内側にできる湯あか。ボイラや熱交換器などで,給水中に含まれている不揮発性溶解質および不溶解性物質の濃度が水の…
魔法石
- 知恵蔵mini
- スマートフォン向けパズルロールプレイングゲーム「パズル&ドラゴンズ」のアイテムの一つ。ゲーム内で通貨のような役割を果たし、レアガチャ(モンス…
てるるせき【テルル石】
- 改訂新版 世界大百科事典
とれもらせんせき【トレモラセン石】
- 改訂新版 世界大百科事典
りょうかくせき【稜角石】
- 改訂新版 世界大百科事典
隅石 すみいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
石冠 せっかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 縄文時代の石製品。冠に似ているというので石冠と名づけられている。2種類あり,一つは中部地方西部の縄文時代晩期に多く,一つはそれより古く,縄文…
りょくでい‐せき【緑泥石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アルミニウム・鉄・マグネシウムの含水珪酸塩鉱物。緑色、半透明で、ガラス光沢がある。単斜晶系、六角板状結晶。有色鉱物の分解物として…
【隕石】いん(ゐん)せき
- 普及版 字通
- 流星の地に落下するもの。〔左伝、僖十六年〕春、宋に隕石あること五、隕星なり。字通「隕」の項目を見る。
【界石】かいせき
- 普及版 字通
- 境界石。字通「界」の項目を見る。
【奇石】きせき
- 普及版 字通
- 珍石。字通「奇」の項目を見る。
【崖石】がいせき
- 普及版 字通
- 崖の石。字通「崖」の項目を見る。
【矢石】しせき
- 普及版 字通
- 矢と弩(いしゆみ)の石。戦争。〔戦国策、斉六〕日乃ち氣を(はげ)ましを循(めぐ)り、矢石のぶに立ち、枹(ふう)を(と)つて之れを鼓(う)つ。狄人乃ち下…
【撃石】げきせき
- 普及版 字通
- 磬(けい)をうつ。〔書、益稷〕(き)曰く、於(ああ)予(われ)石をち石を拊(う)てば、百獸ゐふと。字通「撃」の項目を見る。
【拳石】けんせき
- 普及版 字通
- 石ころ。字通「拳」の項目を見る。
【礦石】こうせき
- 普及版 字通
- 原石。字通「礦」の項目を見る。
【煮石】しやせき
- 普及版 字通
- 仙人の食事。字通「煮」の項目を見る。
【歙石】しようせき
- 普及版 字通
- 歙硯。字通「歙」の項目を見る。
【鍼石】しんせき
- 普及版 字通
- 鍼。字通「鍼」の項目を見る。
【石音】せきいん
- 普及版 字通
- 八音のうち、磬(けい)の音。字通「石」の項目を見る。
【石崖】せきがい
- 普及版 字通
- がけ。字通「石」の項目を見る。
【石巌】せきがん
- 普及版 字通
- 巌石。字通「石」の項目を見る。
【石鼓】せきこ
- 普及版 字通
- 鼓形の石に四言の詩を刻する。陝西宝鶏の陳倉にあり、代に発見され、孔に収めた。いま故宮博物院に収蔵する。〔集古録、一〕岐陽の石鼓、初め世にせ…
【石交】せきこう
- 普及版 字通
- 金石の交わり。字通「石」の項目を見る。
【石矼】せきこう
- 普及版 字通
- 石杠。字通「石」の項目を見る。
【石桟】せきさん
- 普及版 字通
- 石のかけ橋。唐・李白〔蜀道難〕詩 地れ山摧(くだ)けて、壯士死し 然る後、天梯(てんてい)石棧、相ひ鉤(こうれん)す字通「石」の項目を見る。
【石誌】せきし
- 普及版 字通
- 墓誌。字通「石」の項目を見る。
【石匠】せきしよう
- 普及版 字通
- 石工。字通「石」の項目を見る。
【石薪】せきしん
- 普及版 字通
- 石炭。字通「石」の項目を見る。
【石人】せきじん
- 普及版 字通
- 石刻の人。〔封氏聞見記、六、羊虎〕秦以來、王陵に石麒・石辟・石象・石馬の屬り。人臣のに石羊・石虎・石人・石の屬り。皆を表する以(ゆゑん)にし…
【石文】せきぶん
- 普及版 字通
- 石刻。字通「石」の項目を見る。
【石郵】せきゆう
- 普及版 字通
- 石尤風。字通「石」の項目を見る。
【石巒】せきらん
- 普及版 字通
- 石山。字通「石」の項目を見る。
【石楼】せきろう
- 普及版 字通
- 石の楼、石坊。字通「石」の項目を見る。
ろ‐せき【鹵石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軽金属のハロゲン化物。ナトリウムやカルシウム・カリウムなどの塩化物・臭化物・沃化物など。
けい石 ケイセキ silica rock
- 化学辞典 第2版
- SiO2の成分をもつ石英,りんけい石,クリストバライト,SiO2・nH2Oの成分をもつオパールなどを主成分とした岩石.窯業用語.
蛍石 ホタルイシ fluorite
- 化学辞典 第2版
- CaF2.ペグマタイト中の副成分鉱物,金属鉱床の脈石鉱物,気成鉱床中の鉱物などとして広く産出し,立方体または正八面体などの結晶として産出する.…
モナズ石 モナズイシ monazite
- 化学辞典 第2版
- (Ce,La,Y,Th)(PO4).基本はリン酸セリウムであるが,各種ランタノイド元素またウラン,トリウムなどを含み,放射能をもつ鉱物.ジルコンとともに花こ…
緑泥石 リョクデイセキ chlorite
- 化学辞典 第2版
- Mg3(Si2O5)(OH)4(蛇紋岩)と(Mg2Al2)(SiAl)O5(OH)4(アメサイト)を端成分とし,Mg2+ が Fe2+ で置き換えられた複雑な固溶体.低温変成岩,たい積岩,…
石刃 せきじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 石器時代,剝片石器の一種刃器 (じんき) ともいう。Bladeの訳語。両側に刃があって,切ったり削ったりするのに用いる。
石塁 せきるい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 石のとりで急斜面で防御に適し,7世紀の大野城など古代の山城で作られ,13世紀後半の元寇の際の防塁も多くは石塁である。
石槍 いしやり
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 打製石器の一つ先端をとがらせ,長い柄につけ,槍として用いる。旧石器時代のポイントもその一つであり,縄文時代にもみられる。