いぬ‐ひと【犬人/×狗人】
- デジタル大辞泉
- 上代、犬のほえ声をまねて発し、宮廷を警備した隼人はやと。「汝いましみことの俳人わざびとたらむ。一に云はく、―」〈神代紀・下〉
いち‐じん【一人】
- デジタル大辞泉
- 《天下にただ一人の意》天子。天皇。上御一人かみごいちにん。「―を始め進まゐらせて百官皆椒房せうばうの月に涙を落とし」〈太平記・三三〉
がく‐にん【学人】
- デジタル大辞泉
- 仏道に参学し修行する者。「―如何会得せん」〈正法眼蔵・一顆明珠〉
おちこち‐びと〔をちこち‐〕【▽遠▽近人】
- デジタル大辞泉
- あちこちの人。「信濃しなのなる浅間の嶽たけに立つけぶり―の見やはとがめぬ」〈伊勢・八〉
えん‐じん〔ヱン‐〕【猿人】
- デジタル大辞泉
- チンパンジーとの共通の祖先から分かれた最初期の人類。約700万年前から100万年前ごろまで生息していたとされる。直立二足歩行し、簡単な打製石器を…
しに‐びと【死に人】
- デジタル大辞泉
- 死んだ人。死者。しびと。「河原には―もふせりと見聞けど」〈かげろふ・中〉
しゅう‐さくじん〔シウ‐〕【周作人】
- デジタル大辞泉
- [1885~1967]中国の文学者・小説家。浙江せっこう省紹興の人。魯迅ろじんの弟。筆名は、遐寿かじゅ・啓明・知堂など。日本に留学し、西洋文学を研…
しゅっとう‐にん【出頭人】
- デジタル大辞泉
- 1 その場所に出頭した人。2 室町時代から江戸初期にかけて、幕府または大名の家で、主君の側にあって政務に参与する者。三管領・四職・奉行・老臣…
しよう‐にん【使用人】
- デジタル大辞泉
- 1 人や物を使用する人。使用者。2 他人に雇われて働く人。
だいがく‐じん【大学人】
- デジタル大辞泉
- 大学の教職員。大学で学問・教育に携わる人。
アメリカじん【アメリカ人】
- デジタル大辞泉
- 《原題、The American》ドボルザークの弦楽四重奏曲第12番。ヘ長調。1893年作曲。米国滞在中の代表作であり、五音音階や黒人霊歌を採り入れた作品と…
ケルト‐じん【ケルト人】
- デジタル大辞泉
- ⇒ケルト
みずさき‐にん〔みづさき‐〕【水先人】
- デジタル大辞泉
- 一定の水先区で、船舶に乗り込んで水路を案内することを業務とする人。資格を要する。パイロット。水先案内人。[類語]船員・船乗り・水夫・水夫かこ…
みちゆき‐びと【道行き人】
- デジタル大辞泉
- 道を行く人。旅をする人。「恋ひ死なば恋も死ねとや玉桙たまほこの―の言も告げなく」〈万・二三七〇〉
みな‐ひと【皆人】
- デジタル大辞泉
- すべての人。あらゆる人。「―、乾飯かれいひのうへに涙おとしてほとびにけり」〈伊勢・九〉
たか‐びと【×鷹人】
- デジタル大辞泉
- 鷹狩りをする人。鷹匠たかじょう。
ひと‐がい〔‐がひ〕【人▽甲×斐】
- デジタル大辞泉
- 人としての生きがい。人間らしいしるし。「―もなき今の身を語れば主従と知らるることぞ悲しき」〈謡・烏帽子折〉
ひと‐がち【人勝ち】
- デジタル大辞泉
- [形動ナリ]人が多くいるさま。「いと思はずに―にむつかし」〈狭衣・二〉
ひと‐ぎれ【人切れ】
- デジタル大辞泉
- 《人の切れはしの意。「ひときれ」とも》人と称しうるもの。また、人の気配。ひとけ。「いづかたの道場にも―なく」〈浮・胸算用・五〉
ひと‐くずれ〔‐くづれ〕【人崩れ】
- デジタル大辞泉
- 多人数が退散しようとして、混雑すること。「―がして、行きあたりまはって歩ありかれぬぞ」〈虎清狂・猿座頭〉
ひと‐さし【人差(し)/人指(し)】
- デジタル大辞泉
- 「人差し指」の略。「―と、中指と、一寸ちょっとの間を」〈鏡花・歌行灯〉
ひと‐だ・つ【人立つ】
- デジタル大辞泉
- [動タ四]大人らしくなる。一人前になる。「おのづから、さて―・ち給ひなば」〈源・玉鬘〉
ひと‐な・れる【人慣れる/人×馴れる】
- デジタル大辞泉
- [動ラ下一][文]ひとな・る[ラ下二]1 人づきあいになれる。「年の割に―・れている」2 動物などが人間になつく。「―・れた水鳥」
ひと‐ぬし【人主】
- デジタル大辞泉
- 1 江戸時代、請人うけにんと並んで奉公人の身元を保証した人。ふつう、奉公人の父兄・親類がなった。2 主君。殿様。「―のなし給ふ事は、故事となる…
ひと‐べらし【人減らし】
- デジタル大辞泉
- 人数を減らすこと。特に、従業員の数を減らすこと。
ひと‐め・く【人めく】
- デジタル大辞泉
- [動カ四]1 一人前の人間らしく振る舞う。「けはひ、いたう―・きてよしある声なれば」〈源・橋姫〉2 人間のように見える。「花の名は―・きて」〈…
ひな‐びと【×鄙人】
- デジタル大辞泉
- 田舎の人。里人さとびと。
ふ‐たり【二人】
- デジタル大辞泉
- 人数が2であること。二個の人。ににん。「欠席者が二人いる」「二人の仲を取り持つ」
ぶぎょう‐にん〔ブギヤウ‐〕【奉行人】
- デジタル大辞泉
- 奉行の任に当たる人。「家老おとな、出頭、―などの利欲に陥り」〈仮・浮世物語・二〉
ほっき‐にん【発起人】
- デジタル大辞泉
- 1 思いたって事を始める人。発起者。2 株式会社の設立を企画して、定款に署名した者。
みやこ‐びと【都人】
- デジタル大辞泉
- 1 都に住んでいる人。都の人。「―とも覚えぬ事を仰せらるる」〈虎明狂・目近籠骨〉2 風雅な人。「父に似ずうまれつき―にて、手書き、歌や文このみ…
じん‐げん【人言】
- デジタル大辞泉
- 1 人の話すことば。人語。2 世間のうわさ。世人の言。「軽率に―を信ぜしより起れば」〈織田訳・花柳春話〉
じん‐じん【仁人】
- デジタル大辞泉
- 思いやりの心を備えた人。仁者。
じん‐ぴら【人平】
- デジタル大辞泉
- 縦糸・横糸とも撚よりのないレーヨン糸で織った平織りの布。
じん‐わ【人和】
- デジタル大辞泉
- 人々がなごやかな関係にあること。人の和。
すいじん【燧人】
- デジタル大辞泉
- 中国古代、伝説上の帝王。民衆に火の技術と食物の調理法を教えたという。
ず‐にん〔ヅ‐〕【▽徒人】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、徒ずに処せられ、労役に服する人。
ゆう‐じん〔イウ‐〕【幽人】
- デジタル大辞泉
- 世俗を避けてひっそりと隠れ住む人。隠者。
ゆく‐ひと【行く人】
- デジタル大辞泉
- 道を行く人。旅人。「門を出れば我も―秋の暮」〈蕪村句集〉
ろ‐じん【露人/×魯人】
- デジタル大辞泉
- ロシア人。
やばん‐じん【野蛮人】
- デジタル大辞泉
- 1 未開人。蛮人。2 粗野で教養がない人。不作法で粗暴な人。[類語]野人
りき‐じん【力人】
- デジタル大辞泉
- 力者。力士。相撲取り。「五人の―をして山を掘り牛を引くに」〈十訓抄・七〉
やまざと‐びと【山里人】
- デジタル大辞泉
- 山里に住む人。やまびと。「かの―は、らうたげにあてなる方の劣り聞こゆまじきぞかし」〈源・総角〉
こうこくじん【広告人】
- 改訂新版 世界大百科事典
こくじん【哭人】
- 改訂新版 世界大百科事典
にんぱい【人配】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぶぎょうにん【奉行人】
- 改訂新版 世界大百科事典
ふろうにん【浮浪人】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぴくとじん【ピクト人】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひとあきない【人商】
- 改訂新版 世界大百科事典