さんじゅうし【三銃士】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 原題[フランス語] Les Trois Mousquetaires ) 長編歴史小説。アレクサンドル=デュマ(父)作。一八四四年発表。ルイ一三世の代、堅い友情で結ばれ…
さん‐じゅうすいそ(‥ヂュウスイソ)【三重水素】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =トリチウム
さんじょう‐きょう(‥ケウ)【三乗教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 声聞・縁覚・菩薩の三乗の別を認めて説かれた教法。[初出の実例]「但三乗教、昔日不レ名二方便一、称為二実説一」(出典:法華義疏(7C…
ごじょうのさんみ(ゴデウのサンヰ)【五条三位】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「さんみ」は「さんい」の連声(れんじょう) ) 藤原俊成の通称。正三位で、京都の五条京極にその居宅があったことによる。岡崎三位とも。[初出の実…
ささの‐ごんざ【笹野権三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 近松門左衛門の浄瑠璃「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」の登場人物。浅香市之進の妻おさいと不義の汚名を着せられて駈け落ちし、のち…
さんずん‐おびじ(‥おびヂ)【三寸帯地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 男帯地の一つ。鯨尺で長さ一丈五寸(約四メートル)ほど、幅約三寸(約一一・五センチメートル)を普通とする夏の単衣(ひとえ)の帯地。
さんずん‐ぬき【三寸貫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野地板・木摺などに用いる、長さ二間(約三六〇センチメートル)、幅一寸九分(約五・七センチメートル)~二寸四分(約七・二センチメー…
さんずん‐もよう(‥モヤウ)【三寸模様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸中期末に流行した年配の婦人の着物の裾模様の一種。模様の高さが裾から三寸あるところからいう。一名、帆掛模様。〔随筆・我衣(1825…
さんぜ‐いっしん【三世一身】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三世と一身。三世は、子・孫・曾孫または本人・子・孫の三世代。一身は、本人の一代。→三世一身の法。[初出の実例]「如聞、墾田依二養老…
さんぜ‐しょぶつ【三世諸仏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんぜさんぜんぶつ(三世三千仏)[初出の実例]「めでたき御家を捨てて、出家入道せさせ給ふにを、三世諸仏たちよろこび」(出典:栄花…
さんぜん‐いん(‥ヰン)【三千院】
- 精選版 日本国語大辞典
- 京都市左京区大原来迎院町にある天台宗の寺。門跡寺院。山号は魚山。延暦年間(七八二‐八〇六)最澄が比叡山東塔南谷に開創。大治五年(一一三〇)堀…
み‐くにち【三九日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 九月中で九のつく三か日、すなわち九日、一九日、二九日。いずれも節日とし、九日を初九日、一九日を中九日、二九日を乙九日(おとくにち)…
みっか‐くりや【三日厨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =みかぐり(三日厨)
みっか‐ばしか【三日麻疹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 風疹ウイルスの呼吸器感染によって起こる発疹性感染症。三八~三九度の発熱が三日ぐらいつづく。顔面、頸部から全身に、バラ色の発疹がで…
みつぐみ‐さかずき(‥さかづき)【三組杯・三組盃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大中小の杯を三つ重ね一組としたもの。結婚などの儀式に用いる。三組の杯。みつぐみ。みつさかずき。[初出の実例]「此主(あるじ)を初会と…
ま‐さんぎん【麻三斤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 衣一着分の麻糸が採れる麻の実の量。唐代の禅僧洞山守初が「仏とは何か」と問う僧にこの語をもって答えたことで知られる。禅宗の有名な公…
みます‐ごうし(‥ガウシ)【三升格子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三枡を集めたような柄の格子縞。団十郎格子。三升縞。三升。三筋格子。[初出の実例]「鎌輪奴が引込んだら、三升格子が出るやつさ」(出典…
みわ‐みょうじん(‥ミャウジン)【三輪明神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良県桜井市三輪にある大神(おおみわ)神社の俗称。
むね‐さんずん【胸三寸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 胸の中。また、その考え。[初出の実例]「其処らに懸念し給ふな、諸事下僕(やつがれ)が胸三寸ッ」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)
みつめ‐こぞう【三目小僧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目が三つあるという妖怪。[初出の実例]「一つ目小僧や三つ目小僧の顔を」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)
みつわ‐まげ【三輪髷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 三輪髷〈吾妻余波〉〘 名詞 〙 江戸末期に行なわれた女の髪型の一つ。髻(もとどり)の末を三つに分け、二つを左右で輪の形に束ね、他の一つを中央で結…
はいかい‐さんじん【俳諧三神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 俳諧の先人として尊崇すべき三人の俳人。山崎宗鑑・荒木田守武・松永貞徳の称。
おく‐さんきち【晩三吉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ナシの一品種。新潟県原産で、貯蔵梨として有名。果実は蒂(へた)のあるゆがんだ尖(せん)円形で、果皮は黄褐色。果肉は白色で柔らかく、品…
おぜき‐さんえい【小関三英】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸後期の医者、蘭学者。名は好義。出羽の人。幕府天文台の和解御用(翻訳係)となる。高野長英、渡辺崋山らと親交を結び、蛮社の獄の際、自殺。訳…
なごや‐さんざ【名古屋山三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代、出雲の阿国とともに歌舞伎の始祖になぞらえられる美男の伊達男。山三郎ともいう。伝説的な人物で、両者間の交渉は認められないが、か…
どくしょ‐さんよ【読書三余】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「とくしょさんよ」とも ) 読書するのにもっとも適した三つの時期または時。冬(年の余)・夜(日の余)・陰雨(時の余)の三つの時を…
とちゅう‐さんど【途中三度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんど」は接尾語 ) 途中。道なか。[初出の実例]「金財布を途中さんどで浚はうとは」(出典:人情本・柳之横櫛(1853頃)二)
てんだいしゅう‐さんえ(‥サンヱ)【天台宗三会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。天台宗における三つの大きな法会。円宗寺の法華会、最勝会と、法勝寺の大乗会をいう。天台三会。北京三会。〔二中歴(1444‐48頃か…
つぶ‐さんもん【粒三文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「つぶ」は小銭の意 ) 銭三文。わずかな銭。はしたがね。[初出の実例]「打みしゃいでも、つぶ三文ないはしっている」(出典:浄瑠璃・長…
三酸化セレン サンサンカセレン selenium trioxide
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]酸化セレンの【Ⅱ】
三酸化タングステン サンサンカタングステン tungsten trioxide
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]酸化タングステンの【Ⅱ】
三塩化窒素 サンエンカチッソ nitrogen trioxide
- 化学辞典 第2版
- [別用語参照]塩化窒素
種蒔三番 (通称) たねまき さんば
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題種蒔三番叟初演安永4.11(江戸・中村座)
jū́sán-ya[uú], じゅうさんや, 十三夜
- 現代日葡辞典
- A décima terceira noite do nono mês no calendário lunar.~ no tsuki|十三夜の月∥A lua da ~ [de outono].
むねさんずん【胸三寸】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- すべては君の胸三寸だIt's up to you to decide.胸三寸に納めて何も言わなかったHe 「contained himself [kept his feelings to himself] and said n…
さんだんろんぽう【三段論法】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a syllogism [sílədʒìzm]三段論法式のsyllogistic三段論法を使って論じるreason [argue] by (means of) a syllogism
三点式 sāndiǎnshì
- 中日辞典 第3版
- [名]ビキニ(型の水着).▶“三点式游泳衣yóuyǒngyī”の略.⇒bǐjīní…
三纲五常 sān gāng wǔ cháng
- 中日辞典 第3版
- <成>(儒教でいう)三綱と五常.▶“三纲”は君臣・父子・夫婦の道,“五常”は人の常に守るべき五つの道徳で,通常,仁・義・…
三化螟 sānhuàmíng
- 中日辞典 第3版
- [名]<虫>サンカメイチュウ.ズイムシ.▶イネなどの茎のずいに食い入る害虫.
三棱镜 sānléngjìng
- 中日辞典 第3版
- [名](三角柱の)プリズム.
三七开 sānqīkāi
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]3分と7分の割合で分ける.只要你帮忙,赚zhuàn了钱咱们俩~/も…
一波三折 yī bō sān zhé
- 中日辞典 第3版
- <成>文章の組み立てが複雑なこと;<転>幾多の曲折を経ること.
一隅三反 yī yú sān fǎn
- 中日辞典 第3版
- <成>一つのことから類推して多くのことを知る.▶“举jǔ一反三”とも.
室町三丁目むろまちさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:中央区旧日本橋区地区室町三丁目[現]中央区日本橋室町二丁目室町二丁目の北に続く両側町。西は駿河(するが)町・本革屋(ほんかわや)町…
芝口三丁目しばぐちさんちようめ
- 日本歴史地名大系
- 東京都:港区旧芝区地区芝口三丁目[現]港区新橋(しんばし)二―三丁目・東新橋(ひがししんばし)一丁目芝口二丁目の南、東海道沿いに位置する両側…
三衆郷みもろごう
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:上総国畔蒜郡三衆郷「和名抄」所載の郷で、同書高山寺本・東急本・元和古活字本には美毛呂の訓を付す。比定地は未詳であるが、現木更津市下…
三ッ橋村みつはしむら
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:上越市旧直江津市地区三ッ橋村[現]上越市三ッ橋上源入(かみげんにゆう)村の東に位置する。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図に「御料…
三俵野村さんびようのむら
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:長岡市三俵野村[現]長岡市三俵野町滝谷(たきや)村の南西、信濃川右岸沿いにある。東は六日市(むいかいち)村、南は妙見(みようけん)…
三ッ寺村みつてらむら
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:群馬郡群馬町三ッ寺村[現]群馬町三ッ寺井出(いで)村の東にあり、北は保渡田(ほどた)村。中央を唐沢(からさわ)川、西村境を猿府(さ…
三輪神社みわじんじや
- 日本歴史地名大系
- 秋田県:雄勝郡羽後町杉宮村三輪神社[現]羽後町杉の宮 大門杉の宮(すぎのみや)集落の中央部北寄りにあり、羽後大戸(うごおおと)川により形成さ…