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「阿羅漢」の検索結果

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だい‐あらかん【大×阿羅漢】

デジタル大辞泉
阿羅漢の中で最もすぐれた者。また、阿羅漢の尊称。

大天の五事 だいてんのごじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
釈尊の没後 100年頃,大天の唱えた五ヵ条の異議のこと。五事とは,次の5つをいう。余所誘──阿羅漢でも他のもの (天魔など) に誘惑されると不浄をもら…

阿羅漢 (あらかん) arhat[サンスクリツト]

改訂新版 世界大百科事典
→羅漢

あらかん【阿羅漢】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [梵語] arhat の音訳。応供(おうぐ)、殺賊(せつぞく)、不生などと訳す )① 小乗仏教の最高の悟りに達した聖者。羅漢。もはや、学ぶべき…

あらかん【×阿羅漢】

デジタル大辞泉
《〈梵〉arhatの音写。応供おうぐと訳す。尊敬を受けるに値する人の意》1 仏のこと。仏の十号の一。2 小乗仏教の最高の悟りに達した聖者。もはや学…

阿羅漢【あらかん】

百科事典マイペディア
→羅漢

しこう‐しか(シカウシクヮ)【四向四果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。須陀洹向(しゅだおんこう)・須陀洹果、斯陀含向・斯陀含果、阿那含向・阿那含果、阿羅漢向・阿羅漢果の総称。新訳では、預流向・預…

羅漢 (らかん)

改訂新版 世界大百科事典
〈人々から尊敬・布施をうける資格のある人〉の意で,悟りをひらいた高僧を指す。サンスクリットのアルハットarhatの主格アルハンarhanの音訳〈阿羅…

羅漢【らかん】

百科事典マイペディア
サンスクリットarhatの音写〈阿羅漢〉の略称。応供(おうぐ)とも。煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人。狭義には小乗の悟りを得た最高の聖者を…

だい‐あらかん【大阿羅漢】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。阿羅漢のうち、最もすぐれたもの。また、阿羅漢を尊敬していう語。[初出の実例]「声聞乗といは、はじめ不浄数息を観ずるより、をは…

らかん【羅漢】

デジタル大辞泉
「阿羅漢あらかん」の略。「五百羅漢」

羅漢 らかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
→阿羅漢

あらかん【阿羅漢】

改訂新版 世界大百科事典

阿羅漢 あらかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

あらかん‐か(‥クヮ)【阿羅漢果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。小乗の四沙門果の最高の位。阿羅漢としての修行を完成して到達した位で、煩悩を断って、再び生死の世界に流転しない位をいう。羅漢…

阿羅漢 あらかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
サンスクリット語のアルハトarhatの主格形アルハンarhanにあたる音写語で、「尊敬を受けるに値する者」の意。漢訳仏典では「応供(おうぐ)」あるいは…

阿羅漢 あらかん

日中辞典 第3版
〈仏教〉罗汉luóhàn.

ごっ‐か(ゴククヮ)【極果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 究極の証果の意 ) 仏語。仏道修行を因として得られた、最高、無上のさとりの境地。大乗の仏果、小乗の無学果の類。[初出の実例]「これ…

ごひゃく‐おうしん【五百応真】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「応真」は阿羅漢(あらかん)に同じ ) =ごひゃくらかん(五百羅漢)

らかん‐か(‥クヮ)【羅漢果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「阿羅漢果」の略 ) 仏語。阿羅漢としての修行を完成して到達した位で、煩悩を断って、再び生死の世界に流転しない位をいう。[初出の実…

有学 うがく śaikṣa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教用語。部派仏教では,まだ修学すべき境涯の段階を,預流果 (よるか) ,一来果,不還果,阿羅漢果の四果 (4つの境地) に分けているが,そのうち前…

しど‐にっしょう(‥ニッシャウ)【此土入聖】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。この世で阿羅漢の悟りや辟支仏(びゃくしぶつ)の悟り、または仏の悟りを開くこと。

ごっ‐か〔ゴククワ〕【極果】

デジタル大辞泉
仏道の修行によって得た最高の悟り。究極・無上の悟り。大乗仏教の仏果、小乗仏教の阿羅漢果。

ごう‐か(ゴフクヮ)【業果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。業による報い。業報。[初出の実例]「縦無二機縁一、只恁(かくのごとく)度レ世、亦無二業果一、真出塵羅漢耶」(出典:正法眼蔵(123…

十六羅漢 じゅうろくらかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教を護持しようと誓ったとされる 16人の羅漢。羅漢は阿羅漢の略で,供養に値する人の意。『法住記』が漢訳されて以来,おもに禅宗で尊ばれ,彫刻,…

ごひゃく‐らかん【五百羅漢】

デジタル大辞泉
釈迦入滅後の第1回の経典結集けつじゅう、および第4回結集のときに集まったという500人の聖者。また、その像。五百阿羅漢。

四向四果 しこうしか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教用語。四向四得,四双八輩ともいう。部派仏教において,修行していく段階を意味する「向」と,それによって到達した境地を意味する「果」とを総…

おう‐ぐ【応供】

デジタル大辞泉
《〈梵〉arhatの訳。音写は阿羅漢あらかん》1 仏の十号の一。供養を受けるにふさわしい者の意。2 小乗仏教で、最上の聖者。

きゃっ‐こん(キャク‥)【脚跟】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 あしのかかと。くびす。また、足。[初出の実例]「練二磨自己脚跟一純熟」(出典:正法眼蔵(1231‐53)阿羅漢)

ごむけん‐ごう〔‐ゴフ〕【五無間業】

デジタル大辞泉
仏語。無間むけん地獄に落ちる5種の悪業。母を殺すこと、父を殺すこと、阿羅漢を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることの五つ。五逆罪。

てい‐しょ【低所・低処】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ひくい所。また、ひくい見地。[初出の実例]「心得自在の形段、これを高処自高平、低処自低平と参究す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)阿羅漢)

う‐がく【有学】

デジタル大辞泉
仏語。仏教の真理を知ってはいても、まだ迷いを完全に断ち切っておらず、学ぶ余地のある者。小乗仏教の四果のうち、最後の阿羅漢果にまだ達していな…

五百羅漢 ごひゃくらかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
信仰の対象である500人の羅漢(阿羅漢(あらかん))。インドの仏典に、仏に常時付き従った弟子の数として、あるいは仏滅直後の経典編纂(へんさん)の参…

さん‐か(‥クヮ)【三果】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。小乗の証果を四位に分けた四果のうち、阿羅漢果以前の、預流、一来、不還の三果をいう。〔勝鬘経義疏(611)〕

無学 むがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
部派仏教の修行者がいたる最高位である阿羅漢果のことをいう。修行がすでに完成して,もはや学ぶべきもののない位。一般的には,仏教用語とは逆に,…

しょうもん‐じょう(シャウモン‥)【声聞乗】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。縁覚乗・菩薩乗と共に三乗の一つ。阿羅漢の悟りを究極とする小乗の教えやその実践。[初出の実例]「求二声聞一者授二声聞乗一」(出…

もくけんれんていしゅ【目犍連帝須】

精選版 日本国語大辞典
( パーリ名 Moggaliputta Tissa の音訳 ) アショカ王時代のインドの僧。千人の阿羅漢を集めて結集(けつじゅう)を行なうなど、仏教教団の復興と発展に…

しょう‐もん〔シヤウ‐〕【声聞】

デジタル大辞泉
《〈梵〉śrāvakaの訳。教えを聞く者の意》仏語。仏弟子のこと。釈迦の入滅後は、四諦の理を観じて阿羅漢となることを理想とした修行者。大乗仏教から…

ふ‐しょう(‥シャウ)【不生】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [梵語] arhat 「阿羅漢(あらかん)」の訳 ) 仏語。① 阿羅漢について、応供(おうぐ)・殺賊(せつぞく)・不生の三つの意味があるとするその…

し‐か〔‐クワ〕【四果】

デジタル大辞泉
小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹しゅだおん(預流よる)果・斯陀含しだごん(一来いちらい)果・阿那含あな…

しゃのく【車匿】

デジタル大辞泉
《〈梵〉Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦しゃかが王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行…

し‐ごう(‥ガウ)【糸毫・絲毫】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「毫」は細い毛の意 ) きわめてわずかなこと。[初出の実例]「さらに絲毫の遺漏あらざるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)阿羅漢)[その…

ごひゃく‐あらかん【五百阿羅漢】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ごひゃくらかん(五百羅漢)

み‐はず・す(‥はづす)【見外】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 サ行四段活用 〙 見おとす。また、見あやまる。[初出の実例]「五百の阿羅漢に飯を引けるが、如何して見はづしたりけん、梨軍支一人には引…

富楼那 ふるな Pūrṇa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドの僧。サンスクリット語 Pūrṇamaitrāyaṇīputraの音訳である富楼那弥多羅尼子の略。釈尊の十大弟子の一人。説法することがきわめて上手であった…

いちにち‐いちや【一日一夜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 まる一日。一昼夜。[初出の実例]「已得レ見故、一日一夜成二阿羅漢一」(出典:顕戒論(820)中)「一日一夜(ヤ)せめたたかふ」(出典:平家…

しょうもん‐しゅ(シャウモン‥)【声聞衆】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。小乗の教えを奉じて仏道修行を行ない、阿羅漢になろうとしている僧たち。[初出の実例]「就レ中有レ三。第一先列二声聞衆一。第二列…

ごひゃく‐あらかん【五百×阿羅漢】

デジタル大辞泉
「五百羅漢」に同じ。

しゅう‐え(シウヱ)【臭穢】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 くさくて、きたないこと。しゅうわい。しゅえ。[初出の実例]「方塵相第四九孔所レ流汁、一界甚臭穢」(出典:性霊集‐一〇(1079)九想詩)…

らかん‐じ【羅漢寺】

精選版 日本国語大辞典
[ 一 ] 大分県中津市本耶馬渓町跡田にある曹洞宗の寺。山号は耆闍崛山(ぎじゃくつせん)。暦応元年(一三三八)円龕昭覚(えんがんしょうがく)がインド…

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

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