さや 鞘
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (刀の)fo̱dero(男),guaina(女) ¶刀のさやを払う|sfoderare [ṣguainare] una spada ¶刀をさやに納める|rinfoderare [ringuainare] una sp…
鞘 さや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 刀剣類(槍(やり)や薙刀(なぎなた)をも含む)の刀身の刃部を保護するための外装。アジア、ヨーロッパなど諸外国の刀剣鞘には革製、金属製のものもあ…
鞘 さや
- 日中辞典 第3版
- 1〔刀の〕刀鞘dāoqiào,剑鞘jiànqiào.~鞘を払う|拔刀出鞘.刀を~鞘に収める|插刀入鞘;把刀收回鞘里.2〔鉛…
sáya2, さや, 鞘
- 現代日葡辞典
- 1 [刀などのおおい] A bainha.Katana o ~ ni osameru|刀を鞘に収める∥Embainhar a espada [Meter a espada na ~].Moto no ~ ni osamaru|元の鞘…
鞘 (さや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 太刀,刀,短刀,脇指や槍,薙刀などの刃の部分を納める筒状容器。刃自身とそれを使用する者を保護するためのものである。日本では1982年,奈良県の…
さや【鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刀剣類の刀の部分を納めておく筒。形状によって丸鞘、平鞘の別がある。また、装飾によって木地鞘、塗鞘、懸鞘(かけざや)の類がある。[初…
鞘 shāo [漢字表級]2 [総画数]16
- 中日辞典 第3版
- “鞭鞘biānshāo”(むちの先に結びつける細い革のひも)という語に用いる.[異読]〖鞘qiào〗
さや【×鞘】
- デジタル大辞泉
- 1 刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室とうしつ。2 筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャップ。3 堂・蔵・牢ろうなどの外囲い…
鞘
- 栄養・生化学辞典
- 鞘膜ともいう.筋肉,神経,血管などを覆う膜様構造.
鞘 さや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 筆などの穂先を保護するための筒をいうが,一般に刀剣,槍などの身を入れる細長い筒をさす。携帯に安全を期し,腐食を防止するのが目的。日本では,…
さや【×鞘】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔刀の〕a sheath; a scabbard;〔小刀の〕a case;〔鉛筆などの〕a cap刀の鞘を払うdraw one's sword刀を鞘に収めるsheathe one's sword❷〔差額〕…
鞘
- 岩石学辞典
- 耐火粘土で,精密なセラミックス容器を焼成する際に,炎や灰などの影響から器物を保護するための耐火性容器に用いられる[Arkell & Tomkeieff : …
鞘(さや)
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- Scheide [女]
鞘 qiào [漢字表級]2 [総画数]16
- 中日辞典 第3版
- 1 [名](刀剣の)さや.剑jiàn~/さや.箭jiàn上弦xián,刀出~/矢はつがえられ,刀は…
鞘
- 小学館 和西辞典
- (刀の) vaina f.元のさやに収まる ⸨慣用⸩Las aguas vuelven a su cauce.
腱鞘【けんしょう】
- 百科事典マイペディア
- 滑液鞘ともいう。手足の長い腱の一定部位で,そのまわりを滑液包(嚢)が細長くなって鞘(さや)のように包んでいるもの。中に滑液を含むので筋の収縮…
きん‐しょう〔‐セウ〕【筋×鞘】
- デジタル大辞泉
- 横紋筋線維を包む細胞膜。筋細胞膜。
しゅ‐ざや【朱×鞘】
- デジタル大辞泉
- 刀のさやの朱塗りのもの。
ずい‐しょう〔‐セウ〕【髄×鞘】
- デジタル大辞泉
- 神経細胞の軸索を包む鞘さや状の被膜。一種の絶縁体の役をし、一定間隔で欠如部分がある。ミエリン鞘。
ひら‐ざや【平×鞘】
- デジタル大辞泉
- 刀身の厚みに沿って、平たく薄く仕立てた鞘。→丸鞘
きざみ‐ざや【刻鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 打刀や腰刀の鞘に巻鞘にならって刻み目を入れたもの。海老鞘(えびざや)、印籠刻(いんろうきざ)みの類がある。[初出の実例]「革柄(かはづ…
かぶろ‐ざや【禿鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 槍の鞘の一種。毛鞘(けざや)に対して、漆塗りのままで飾りのないもの。[初出の実例]「奴(やっこ)が今朝の朝酒の天目鞘にかぶろざや」(出…
髄鞘 ずいしょう myelin sheath
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ミエリン鞘ともいう。脊椎動物の神経繊維の周囲を包んで,有髄神経をつくり上げている鞘。神経繊維に随伴しているシュワン細胞の細胞膜が伸び広がっ…
まるざや【丸鞘】
- 改訂新版 世界大百科事典
しょくしゅしょう【触手鞘】
- 改訂新版 世界大百科事典
ない‐しょう(‥セウ)【内鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 高等植物の茎および根において、内皮のすぐ内側にあって維管束を包囲する柔組織の細胞層。
てんもく‐ざや【天目鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 槍(やり)の鞘(さや)の一種。天目茶碗をふせたような形をしたもの。[初出の実例]「やっこが今朝の朝酒の、てんもくざやに禿鞘」(出典:浄…
さや‐え(‥ヱ)【鞘絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 鞘絵〈三養雑記〉〘 名詞 〙 刀の鞘にうつして見る絵。横に平たく描いた絵で、黒蝋塗の鞘などの湾曲面に写してみると、形が正しく見えるもの。オラン…
さや‐づまり【鞘詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刀が錆(さ)びて鞘から抜けなくなること。[初出の実例]「今更になど宝剣のさやづまり 及ばずながら油ぬらばや」(出典:俳諧・誹諧之連歌…
さや‐なが【鞘長】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「やりいか(槍烏賊)」の異名。
しんけい‐しょう(‥セウ)【神経鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 末梢(まっしょう)神経の軸索を取り巻く最外層の被膜。シュワン細胞という薄い細胞からなる。〔医語類聚(1872)〕
ずい‐しょう(‥セウ)【髄鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神経繊維の軸索を包む、さや状の被膜。ミエリンからなり、白く輝いてみえる。髄鞘をもつ神経繊維を有髄神経繊維という。ミエリン鞘。〔生…
ごけ‐ざや【後家鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刀身をなくしたさや。間に合わせに他の刀身をさしてあるさや。[初出の実例]「月すむやことこと成し柴の菴 秋のあはれをおもふ後家鞘〈鶴…
叶鞘 yèqiào
- 中日辞典 第3版
- [名]<植物>葉鞘(ようしょう).
さや‐なり【×鞘鳴り】
- デジタル大辞泉
- 1 刀身が鞘に合わないため、振ると音がすること。2 敵と戦おうとして、心がはやること。3 家がきしんで音を立てること。
さや‐ぶくろ【×鞘袋】
- デジタル大辞泉
- 鞘におさめた刀全体を包む袋。錦にしき・革などで作る。
さや‐とりひき【×鞘取(り)引(き)】
- デジタル大辞泉
- ⇒鞘取り
ない‐しょう〔‐セウ〕【内×鞘】
- デジタル大辞泉
- 高等植物の茎または根の内皮のすぐ内側にあって、維管束を囲む柔組織の細胞層。根ではこれが分裂して側根を形成する。
ひらざや【平鞘】
- 改訂新版 世界大百科事典
かくしょう【角鞘】
- 改訂新版 世界大百科事典
きざみざや【刻鞘】
- 改訂新版 世界大百科事典
あま‐ざや【雨鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雨露を防ぐため、刀や槍などの鞘をおおう革の袋。[初出の実例]「宵にすこしくもりつる故、雨さやを掛けてまかり出候」(出典:仮名草子・…
さげ‐ざや【提鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 僧侶などが携える小刀。柄も鞘も木でつくり、金具をつけ、合口(あいくち)のように鞘を太く、鞘尻を丸くつくったもの。長い打紐を下げ緒…
した‐ざや【下鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刀のさやをつつむ袋か。[初出の実例]「太刀尻鞘并下鞘等。公卿用二豹皮一」(出典:撰塵装束抄(1366頃))② 取引市場で、ある銘柄の相場…
さや‐とり【鞘取】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相場の変動による買い値と売り値の開き、親株と子株の値段の開き、市場を異にする地域的な相場の開きなどを利用して利益を得るために売買…
かえ‐ざや(かへ‥)【替鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 取りかえのための鞘。予備の鞘。[初出の実例]「保輔落ちたるわが刀の鞘を取って『お替鞘(カヘザヤ)、進上いたさう』」(出典:歌舞伎・戻…
き‐ざや【木鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木地のままで塗ってない鞘。[初出の実例]「小刀拾肆柄 二柄、〈略〉並木鞘、四柄」(出典:内閣文庫所蔵観世音寺古文書‐(嘉保元年)(109…
かけ‐ざや【懸鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鞘袋(さやぶくろ)の一種。革または錦の類で包む鞘の覆い。さげざや。[初出の実例]「見るもうし彌陀(みだ)を頼むといふ人の万の法を思ひか…
しよう‐しょう(シエフセウ)【子葉鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イネ科植物の種子が発芽して最初に現われる葉。葉鞘だけからなり、葉身を欠いている。生長ホルモンに敏感で、生長運動などの実験材料にな…
しゅもく‐ざや【撞木鞘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 槍の鞘が撞木形、すなわち丁字形をしているもの。しもくざや。