丹波篠山市(読み)タンバササヤマシ

デジタル大辞泉 「丹波篠山市」の意味・読み・例文・類語

たんばささやま‐し【丹波篠山市】

丹波篠山

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丹波篠山市」の意味・わかりやすい解説

丹波篠山〔市〕
たんばささやま

兵庫県中東部から東部,丹波山地から篠山盆地に位置する市。東は京都府,大阪府に接する。1999年篠山町,西紀町,丹南町,今田町の 4町が合体し篠山市として成立。2019年現名称に改称市域のほぼ中央を流れる篠山川流域の篠山は江戸時代には青山氏 5万石の城下町(→篠山藩)。国指定史跡の篠山城跡,旧武家屋敷,妻入の商店街などに当時の面影が残る。播磨から京都にいたる京街道の要地でもあり,東部の福住とともに旧宿場町。このほか八上城跡(国指定史跡),春日神社能舞台(国指定重要文化財)などの旧跡がある。味間は丹波茶の本場で,国の重要文化財の大国寺本堂がある。南西部の四斗谷川沿いは窯業地で,登り窯が並ぶ。民芸品丹波焼(立杭焼)の特産地として有名。南東端の籠坊温泉平家の落人集落といわれる温泉地。北部の藤坂に残る長谷寺妙見堂は国の重要文化財。南東部の猪名川上流地域は猪名川渓谷県立自然公園に,北部の山岳地帯は多紀連山県立自然公園に,四斗谷川沿いは清水東条湖立杭県立自然公園にそれぞれ属する。日置のハダカガヤ,追手神社のモミは国の天然記念物。丹波黒大豆や丹波栗などの特産物も有名。JR福知山線,舞鶴若狭自動車道が縦断する。国道372号線が横断し,縦断する 173号線,176号線と交差する。面積 377.59km2。人口 3万9611(2020)。

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日本歴史地名大系 「丹波篠山市」の解説

丹波篠山市
たんばささやまし

2019年5月1日:篠山市が丹波篠山市と市名変更
【篠山市】兵庫県

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