御目に掛かる(読み)オメニカカル

デジタル大辞泉 「御目に掛かる」の意味・読み・例文・類語

御目おめか・る

会う」の謙譲語。お会いする。「―・れて光栄です」
目上の人の目に留まる。
「院、内の―・り、日本一番の名を得たる相撲なり」〈曽我・一〉
[類語]会う対面する面会する会見するまみえる拝顔する拝眉する拝謁する会する落ち合う目通りする引見する接見する謁見する面接する面談する会談する見合い顔合わせ見参する謦咳けいがいに接する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御目に掛かる」の意味・読み・例文・類語

おめ【御目】 に=掛(か)かる[=触(ふ)れる]

① (動詞「あう(会)」の謙譲語) お会いする。
※応永本論語抄(1420)八佾第三「請見とは孔子衛へ行時に孔子の御目にかかり度と云ことを弟子に付て云也」
② 目上の人の注意をひく。お目にとまる。
曾我物語(南北朝頃)一「院・内の御目にかかり、日本一番の名を得たる相撲なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android