落合う(読み)オチアウ

デジタル大辞泉 「落合う」の意味・読み・例文・類語

おち‐あ・う〔‐あふ〕【落(ち)合う】

[動ワ五(ハ四)]
一つ所で出合う。また、打ち合わせておいて、ある場所で一緒になる。「駅前喫茶店で―・う」
川が合流する。「本流支流が―・う」
考えや気持ちが一致する。
兄弟の中不快なりける間、今こそ―・ふところよ」〈保元・中〉
相手に立ち向かって争う。
「直実に―・へや、―・へ」〈平家・九〉
その場にのぞんで加勢する。
「矢を抜くにひまなく、組んで下になれども、―・って助くる者なし」〈太平記・一六〉
大ぜいが一時に集まって、込み合う。
「あいにく客人が―・ひまして」〈洒・二筋道
[類語]会う対面する面会する会見する会する目通りする引見する接見する謁見する面接する面談する会談する見合い顔合わせお目にかかるまみえる拝顔する拝眉する拝謁する見参する謦咳けいがいに接する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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